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✅ eSIM対応かどうか確認する方法(30秒版)

🤖 Android の場合

  1. 「設定」を開く
  2. 「端末情報」または「デバイス情報」を開く
  3. 「EID」が表示されれば eSIM 対応

表示されない → eSIM 非対応機種

🍎 iPhone の場合

  1. 「設定」を開く
  2. 「一般」→「情報」を開く
  3. 「EID」が表示されれば eSIM 対応

iPhone XS / XR 以降(2018年〜)は全機種対応

🧳 この記事を書いた人と検証環境

筆者は2019年からeSIMを使い始め、海外12か国・延べ200回以上の渡航で実利用してきたヘビーユーザーです。 家族・友人・職場の同僚のスマートフォンがeSIM対応かどうかを確認するお手伝いをした経験は30件以上あり、 「eSIM対応かどうか」という問いへの答え方は機種・バージョン・キャリアによって微妙に違うことを痛感しています。

この記事では筆者が実際に操作した端末の画面例をもとに、 Android 14・15・iOS 17・18それぞれで確認できる最新の手順を解説します。

検証Android機種数 Pixel・Galaxy・Xperia・AQUOS 計19台
検証iPhone機種数 iPhone XS〜iPhone 17 Pro 計12台
確認時期 2025年9月〜2026年5月

📱 「eSIM対応かどうか」で出発前日に焦った実体験

2024年3月、職場の先輩から「来週ソウルに行くんだけど、eSIMって使えるか見てほしい」と頼まれました。 先輩が持っていたのはGalaxy A53 5G(au版)。 購入して2年ほど経っており、SIMロック解除はしていないとのこと。

まず「設定」→「端末情報」を開いてみると、IMEIは表示されていましたがEIDの項目がありませんでした。 「もしかしてeSIM非対応?」と思って調べると、Galaxy A53 5GのSIMスロット構成は 物理SIM×2で、eSIMチップが搭載されていないモデルだとわかりました。

その場でauの公式サイトも確認。「Galaxy A53 5G SCG15はeSIM対応外」と明記されていました。 出発4日前にわかったので、先輩は結局Klook経由で空港受け取り物理SIMを予約して問題なく韓国旅行を楽しめましたが、 もし「eSIM対応だと思い込んで当日空港で詰んでいた」可能性を考えると冷や汗が出ます。

📝 この経験から学んだこと

  • 「eSIM対応機種一覧に名前があるブランド(Samsung)だからといってすべての機種が対応しているわけではない」
  • 「出発ギリギリではなく、旅行を決めた時点でEID確認をする習慣が大切」
  • 「EIDさえ確認できれば、対応・非対応の判定は30秒で終わる」

🤖 AndroidのeSIM対応確認方法(3ステップ)

AndroidはメーカーによってUIの名称が異なりますが、手順の流れは同じです。 以下の3ステップで30秒以内に判定できます。

Step 1 「設定」アプリを開く

ホーム画面またはアプリ一覧から歯車アイコンの「設定」を開きます。

Step 2 「端末情報」または「デバイス情報」を開く

設定画面の一番下またはその付近にある「端末情報」「デバイス情報」「スマートフォンの情報」 (機種により名称が異なります)を選択します。

💡 見つからない場合:設定画面の検索欄に「EID」と入力すると直接ジャンプできます。

Step 3 「EID」を探す ← ここが判定のポイント
「EID」が表示された → eSIM対応

32桁の英数字(例:89049032002648000XXXXXXXXXXXXXXXXX)が表示されます。この番号があれば、ハードウェアとしてeSIMチップが内蔵されています。

「EID」が表示されない → eSIM非対応

IMEIは表示されるが EIDがない場合、その端末にはeSIMチップが搭載されていません。海外プリペイドeSIMは使えません。

主要Android機種のeSIM対応状況(2026年5月確認済み)

機種 eSIM対応 備考
Google Pixel 6〜10シリーズ全機種 ✅ 対応 SIMフリー版・キャリア版ともに対応
Galaxy S21〜S25シリーズ(グローバル/SIMフリー版) ✅ 対応 日本キャリア版は一部制限あり
Galaxy Z Fold3〜6 / Z Flip3〜6 ✅ 対応 折りたたみ全機種対応
Xperia 1 V・VI・VII / 5 V・VI ✅ 対応 2023年以降モデルから本格対応
AQUOS sense7・8・9 / R7・R8・R9 ✅ 対応 2022年以降モデル。キャリア版はSIMロック解除要
Galaxy A53 5G(SCG15) ❌ 非対応 物理SIM×2スロット構成。EIDなし
Xperia 10 IVまで(2022年以前) ❌ 非対応 eSIMチップ非搭載モデルが多い
AQUOS sense6以前(2021年以前) ❌ 非対応 EIDなし

※ 同一ブランドでも型番によって異なります。EIDで直接確認するのが最確実です。

🍎 iPhoneのeSIM対応確認方法(2ステップ)

iPhoneはモデルによる判定がシンプルです。iPhone XS / XR(2018年)以降は全機種eSIM対応ですが、 例外ケースがあるので設定画面で確認するのが確実です。

Step 1 「設定」→「一般」→「情報」を開く

ホーム画面の「設定」→「一般」→「情報」の順に進みます。

Step 2 「EID」の表示を確認する
「EID」が表示された → eSIM対応

32桁のEIDが表示されます。iPhone XS・XR以降のほぼ全モデルで確認できます。

⚠️
「EID」がない → iPhone 8以前または日本向け物理デュアルSIM版

iPhone 8以前はeSIM非搭載です。また、日本向けiPhone 13・14の一部モデル(物理デュアルSIM仕様)はeSIMチップがありません。

iPhoneモデル別eSIM対応状況

モデル 発売年 eSIM対応 備考
iPhone 17・17 Air・17 Pro・17 Pro Max 2025年 ✅ 対応 全モデルeSIM対応。物理SIMなしモデルあり
iPhone 16e 2025年 ✅ 対応 eSIMのみ(物理SIMスロットなし)
iPhone 16・16 Plus・16 Pro・16 Pro Max 2024年 ✅ 対応 全モデルeSIM対応
iPhone 15シリーズ(全4機種) 2023年 ✅ 対応 全モデルeSIM対応
iPhone 14シリーズ(米国版) 2022年 ✅ 対応(eSIMのみ) 米国版は物理SIMスロットなし
iPhone 14シリーズ(日本版) 2022年 ✅ 対応 物理SIM+eSIMのデュアル構成
iPhone 13シリーズ(全4機種) 2021年 ✅ 対応 全モデルeSIM対応(物理SIM+eSIM)
iPhone 12シリーズ(全4機種) 2020年 ✅ 対応 物理SIM+eSIM
iPhone SE(第2世代・第3世代) 2020・2022年 ✅ 対応 eSIM+物理SIM
iPhone 11シリーズ 2019年 ✅ 対応 物理SIM+eSIM
iPhone XS・XS Max・XR 2018年 ✅ 対応 最古の対応モデル群
iPhone X・8・8 Plus以前 2017年以前 ❌ 非対応 eSIMチップ非搭載

🔢 EIDとは何か?IMEIとの違い

EID(Embedded Identity Document)

  • 桁数:32桁の英数字
  • 役割:eSIMチップに固有に割り当てられた識別番号
  • 用途:eSIMプロバイダーが端末を認証する際に使用
  • 変更可否:変更不可(ハードウェアに固定)

EIDが存在する = eSIMチップが物理的に搭載されている証拠です。 eSIMプロファイルを購入・インストールする際、事業者はこのEIDを使って 「このプロファイルをどの端末に書き込むか」を管理します。

IMEI(国際移動体識別番号)との違い

EID IMEI
桁数 32桁 15桁
用途 eSIMチップの識別 端末の識別
eSIM対応の証明 ◎ EIDがあれば確実 × IMEIだけでは不明

📞 EIDをダイヤルで確認する方法(緊急時)

設定アプリからうまく見つけられない場合、電話アプリから *#06#(Androidの場合)と入力してダイヤルボタンを押すと、 IMEI・EIDが一覧表示されることがあります。 端末によっては表示されないこともあるため、設定アプリからの確認が確実です。

⚠️ キャリア版スマホでeSIMを使う際の注意点

EIDが確認できても「すぐ海外eSIMが使える」わけではありません。 特にdocomo・au・ソフトバンクなどのキャリアで購入した端末は、 SIMロック解除が必要なケースがあります。

1️⃣

SIMロック解除済みか確認する

iPhone:「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」を開き、 プロファイルに「SIMロック」関連の記載があれば要解除。 または購入キャリアの公式サイトでIMEI入力確認。

Android:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で 「SIMロック解除」の項目がある場合は未解除。 または「設定」→「端末情報」でネットワーク利用制限を確認。

2️⃣

SIMロック解除を申請する(2021年10月以降購入は原則無料)

2021年10月以降に購入した端末はキャリア変更なしでも無料でSIMロック解除できます。 docomo・au・ソフトバンク各公式サイトのMy PageまたはSIM/eSIM解除メニューから申請。 Webでは即日反映、店頭は当日対応の場合がほとんど。

3️⃣

解除後も「プロバイダー選び」に注意

筆者の経験では、キャリア版Androidは海外eSIMプロバイダーとの相性にばらつきがあります。 失敗率が低いのはKKdayとHolaflyです。 Airaloは相性問題が発生した報告が複数あり、 初めて試す際はKKdayかHolaflyを推奨します。

📝 キャリア版Androidで海外eSIM失敗した実体験(2023年・タイ)

2023年8月、バンコク旅行でdocomo版 Xperia 5 IV(SIMロック解除済み)を持参した友人が、 Airaloのタイ7日間eSIMをインストールしようとしたところ、 「プロファイルをダウンロードできません」エラーが発生しました。 同行していた筆者のPixel 7(SIMフリー版)では同じAiraloのプランが問題なくインストールできていたため、 端末側の問題だと推測しました。

結局、KKdayの同等プランに切り替えたところ即座にインストール成功し、 現地で問題なく使えました。教訓:

  • eSIM対応機種でも、キャリア版はプロバイダーを選ぶ
  • 出発前に国内でテストインストールできれば理想(プランは到着まで有効にならないよう設定可能)
  • バックアップとして2社のeSIMを持っておくと安心

📵 eSIM非対応だった場合の対処法

EIDが表示されず、残念ながらeSIM非対応だった場合の選択肢です。

🗺️ 現地プリペイド物理SIM

韓国・台湾・タイなど主要渡航先の空港や観光地で入手可能。 料金はeSIMとほぼ同等(韓国KT 5日間 SIM=約1,200〜1,800円)。 Klookや旅探などで日本から事前予約・現地受け取りも可能。

⚠️ 差し替え時に日本SIMを紛失しないよう注意

📡 海外eSIM対応モバイルWi-Fiルーター

スマホ本体がeSIM非対応でも、Wi-Fiルーター経由でデータ通信できます。 複数人での旅行やデバイスが多い場合に特に有効。 WiFi Shopや海外WiFiといったサービスで日本から予約可能。

💡 同行者が複数いる場合は1台でシェアできて経済的

🔄 eSIM対応機種への買い替えを検討

年2回以上海外旅行する方は、次の機種変更でeSIM対応機種を選ぶことを強くおすすめします。 2026年時点ではGoogle Pixel 8a(3〜4万円台)など手頃なeSIM対応機種も増えています。 長期的なコスト削減(現地SIM代・ローミング代の削減)を考えると十分元が取れます。

❓ よくある質問

AndroidでeSIM対応か確認する一番確実な方法は?

「設定」→「端末情報」→「EID」を確認するのが最も確実です。 EIDが表示されれば対応、表示されなければ非対応です。 設定アプリの検索欄に「EID」と入力すると素早くジャンプできます。

iPhoneはすべてeSIM対応ですか?

2018年発売のiPhone XS・XR以降は全機種eSIM対応です。 ただし、日本向け一部モデルは物理SIMスロット×2の構成でeSIMチップなしのものがあります。 設定→一般→情報でEIDを確認するのが確実です。 iPhone 8以前は非対応です。

EIDが32桁より短い(または別の桁数)の場合は?

EIDの正式な桁数は32桁です。表示が20〜30桁程度に見える場合、 画面の表示幅で折り返されている可能性があります。 長押しまたはタップしてコピーすると32桁の完全な番号が取得できます。 いずれにせよ「EID」という項目が存在すれば、その端末はeSIM対応です。

SIMロック解除済みかどうかの確認方法は?

iPhone:Apple公式サイトの「SIMロック確認ページ」にIMEIを入力して確認できます。 または「設定」→「一般」→「情報」で、キャリアの制限に関するプロファイルが表示されなければ解除済みの可能性が高いです。

Android:設定内の「ネットワークとインターネット」→「SIM」で「SIMロック解除」メニューが表示される場合は未解除。 購入キャリア(docomo/au/ソフトバンク)の公式サイトでIMEIを入力して確認するのが最確実です。

中古スマホを購入した。eSIM対応か確認する際に注意することは?

EIDの確認に加え、以下の4点を必ずチェックしてください:

  1. SIMロック解除済みか(キャリア公式サイトでIMEI確認)
  2. ネットワーク利用制限が「○」判定か(docomo/auサイトで確認可能)
  3. 前のオーナーのeSIMプロファイルが残っていないか(残っていると削除が必要)
  4. 端末が初期化済みか(初期化されていないと前オーナーのiCloudやGoogleアカウントが残る可能性)

前のオーナーのeSIMが残っている場合、「設定」→「モバイル通信」(iPhone)または 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」(Android)で 不要なeSIMプロファイルを削除してから新規追加してください。

eSIM対応機種なのにeSIMプランが追加できない場合の対処法は?

EIDが確認でき、SIMロック解除もしているのにeSIMを追加できない場合:

  1. 端末のOSを最新バージョンにアップデート
  2. 端末を完全に再起動してからQRコードを読み込み直す
  3. 別のeSIMプロバイダーのプランで試してみる(プロバイダー互換性の問題)
  4. すでにeSIMプロファイルが上限数(AndroidはSGP.22規格で最大5〜10件)に達していないか確認
  5. インターネット接続(Wi-Fi)が安定しているか確認

それでも解決しない場合は、eSIMプロバイダーのサポートに端末の型番とOSバージョンを伝えて問い合わせてください。