Nomadが繋がらない時はデータローミングとデータ用回線を確認|圏外・アクティベーション失敗の手順
最終更新日:2026年10月2日|Nomad公式ヘルプセンターの記載をもとに作成|プロバイダ別トラブルシリーズ
🚨 最初の60秒でやる2手
- ①Nomad側のデータローミングをONにする(日本の物理SIMはOFFのまま)
- ②データ通信に使う回線をNomadに切り替える(日本の回線のままだとNomadで通信しません)
Nomad公式ヘルプセンターの接続トラブル記事でも、最初の確認項目はこの2つです。直らない場合は、ステータスバーの表示に合わせて症状①〜③に進んでください。
公式ヘルプの対処手順(順番どおり)
Nomad公式ヘルプセンターの「Fixing eSIM connectivity problems」では、繋がらない時の確認を次の順番で案内しています。上から順に試し、1つ終えるごとに通信できるか確かめてください。
- データ通信に使う回線がNomadのeSIMになっているか確認する
- インストールしたeSIMのICCIDが、購入したNomadのeSIMと一致しているか確認する(複数のeSIMを入れている場合の取り違え防止)
- NomadのeSIMでデータローミングをONにする
- 機内モードをONにして30秒以上待ってからOFFに戻す
- NomadのeSIMを一度OFFにしてからONに戻す
- VPNや通信に干渉するプロファイル・アプリを無効にする
- Wi-Fiをオフにして、eSIMで通信できるか確かめる
- 端末を再起動する、または電源を切って2分以上待ってから入れ直す
- それでもだめなら、電波の強い場所へ移動する
このあとも直らない場合について、公式ヘルプは「eSIMプロファイルの再インストール」「APN設定の確認」「現地ネットワークの手動選択」「通信方式を5GからLTE/4Gに変えて再起動」を挙げています。症状ごとの進め方は次の節で説明します。
症状①:圏外になる
Nomadの回線に電波が立たず、「圏外」「検索中」のままになるパターンです。まずは公式ヘルプの手順の3〜5(データローミングON、機内モード30秒以上、eSIMのOFF→ON)を試してください。それでも電波を掴まない場合は、現地のネットワークを手動で選びます。
5Gの電波が弱い場所では、通信方式を5GからLTE(4G)に切り替えて再起動すると改善することがある、と公式ヘルプは案内しています。iPhoneは「設定」→「モバイル通信」→ NomadのeSIM →「音声通話とデータ」で切り替えます。
症状②:アンテナは立つが通信できない
アンテナや「4G」「5G」の表示は出ているのに、ブラウザやアプリが開かないパターンです。次の順に確認してください。
1. データ通信の回線とデータローミング
データ通信に使う回線が日本の物理SIMのままだと、Nomadで通信しません。iPhoneは「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」でNomadのeSIMを選び、NomadのeSIMの画面で「データローミング」をONにします。Androidは「SIMカードマネージャー」などの画面でデータ通信用のSIMをNomadにします。
2. VPNとWi-Fiをオフにする
公式ヘルプはVPNや干渉するプラグインの無効化と、Wi-Fiをオフにしての確認を挙げています。Wi-Fiが入ったままだと、eSIMで通信できているかを判断できません。
3. APNを確認する
NomadのAPNは、eSIMの提供元ごとに値が違います。決まった値を入れるのではなく、NomadのAPNの確認方法の手順で自分のプランの値を確かめてから入力してください。iPhoneでは公式の手動インストール記事が「IPアドレスのトラッキングを制限」をOFFにする手順も挙げています。
症状③:アクティベーション(インストール)で止まる
QRコードを読み取ってもeSIMのインストールが終わらない、またはエラーになるパターンです。Nomad公式ヘルプセンターには、QRコードが使えない時にSM-DP+アドレスとアクティベーションコードを手で入力してインストールする手順があります。この2つは、Nomadの購入メールかアプリ内の案内に書かれています。
QRコードの読み取りそのものがうまくいかない場合は、eSIMのQRコードエラーの対処法もあわせて確認してください。
NomadのAPNの確認方法
Nomadは複数の提供元のeSIMを扱っていて、APNは提供元ごとに違います。そのため、この記事では特定のAPNの値を載せていません。間違った値を入れると通信できないので、次の手順で自分のプランの値を確認してください。
- 提供元を確認する:インストール案内メール、またはNomadアプリ/Nomad Webストアの「Manage」ページにあるプラン詳細を見る
- APNの値を確認する:Nomad公式ヘルプの「What are the APN settings for my Nomad eSIM?」で、その提供元のAPNを確認する
- 入力する:ユーザー名とパスワードは、多くの場合空欄のままでかまいません
| 機種 | APNの入力画面(公式ヘルプの記載) |
|---|---|
| iPhone | 設定 → モバイル通信 → 「モバイル通信プラン」からNomadのeSIMを選ぶ → モバイルデータ通信ネットワーク → APN |
| Galaxy | 設定 → 接続 → モバイルネットワーク → アクセスポイント名 → 追加 |
| Google Pixel | 設定 → ネットワークとインターネット → インターネット → 対象の回線の設定 → アクセスポイント名 → 追加 |
📶 それでも直らない=端末側の問題のとき
データローミング・データ通信の回線・APNがすべて正しいのに繋がらない場合は、Nomad固有の設定ではなく、端末側の問題も疑ってください。
- SIMロック:キャリアで購入した端末にSIMロックがかかっていると、海外eSIMを使えません
- eSIM非対応:端末がeSIMに対応しているか確認してください(eSIM対応機種一覧)
- Androidの設定:機種ごとのeSIM設定画面はAndroid eSIM対応機種と設定方法で確認できます
プロバイダーに関係なく症状から原因を探したい場合はeSIM接続トラブル完全解決ガイドを、繋がるのに遅い場合はeSIM速度が遅いときの直し方ガイドを見てください。
繋がらなくてもeSIMは削除しない
Nomad公式ヘルプセンターは、再インストールする場合を除いてeSIMを削除しないよう注意しています。繋がらないからといって先に削除してしまうと、入れ直しに手間がかかる場合があります。削除する前に、この記事の手順を一通り試すか、サポートに相談してください。
誤って削除してしまった場合の一般的な対応はeSIMを削除してしまった時の復旧ガイドにまとめています。
Nomadサポートへの問い合わせ方法
上の手順で直らない場合は、Nomadのサポートに連絡します。公式ヘルプセンターで案内されている窓口は次の2つです。
- Nomad公式サイトのチャット
- Nomadアプリ(iOS/Android)内のチャット
公式ヘルプでは、問い合わせの際に次のスクリーンショットを添えるよう案内しています。先にまとめて撮っておくとやり取りが早く進みます。
- SIM管理画面(SIMカードマネージャーなど)
- モバイル通信の設定画面
- NomadのeSIMの設定画面
- APNの設定画面
- 表示されているエラーメッセージ
Country: [現在地の国名]
Device: [端末名]
Issue: [症状を一行で(例:No service / signal but no internet / installation failed)]
I have turned on data roaming and set the eSIM as the data line.
※サポートの対応言語は公式ページで確認できなかったため、英語の例文を載せています。翻訳アプリを使ってもかまいません。
出発前チェックリスト
現地でWi-Fiがない状態で設定し直すのは大変です。次の項目は日本にいるうちに済ませておきましょう。
- ☐ 端末がeSIM対応で、SIMロックがかかっていないか確認
- ☐ Nomadの購入メールとアプリで、QRコード・SM-DP+アドレス・アクティベーションコードの場所を確認
- ☐ プラン詳細でeSIMの提供元を確認し、公式ヘルプでAPNの値を控えておく
- ☐ 物理SIM側の「データローミング」をOFFにしておく
- ☐ 現地でNomad側の「データローミング」をON、データ通信の回線をNomadにする手順を確認
- ☐ Nomadアプリを入れて、アプリ内チャットの場所を確認
よくある質問(FAQ)
参考にした公式ページ
📝 まとめ:Nomadが繋がらない時のポイント
- データローミングはNomad側だけON、データ通信の回線をNomadにする
- 直らなければ機内モード30秒以上→eSIMのOFF/ON→VPN・Wi-Fiオフ→再起動の順に試す
- APNは提供元ごとに違うので、プラン詳細と公式ヘルプで値を確かめてから入れる
- QRコードで入らない時はSM-DP+アドレスとアクティベーションコードで手動インストール
- 再インストール以外でeSIMは削除しない。困ったら公式サイトかアプリのチャットへ