Three UK「無制限」プランの実態
使用量:3日間で50GB使用
結果:4日目から突然速度制限(警告なし)
制限後:1Mbps以下、動画視聴不可
最終更新日:2025年1月22日|検証実績:15社42プラン|実測データ:500GB以上
15
プロバイダー
実際に契約・検証
500GB
以上使用
速度制限を徹底検証
25
ヵ国で実測
世界各地で速度測定
12万円
検証費用
全て自腹で検証
すべて筆者が実際にお金を払って契約し、リアルに使って検証した結果です。 「無制限」と謳いながら実際は制限があるプランの実態を包み隠さず報告します。
宣伝:「データ使い放題!」
実際:1日5GB使用後は128kbpsに制限
体験談:YouTube視聴で2日目に制限発動。Web閲覧すら困難に。
宣伝:「30GB大容量」
実際:1日3GB使用で翌日まで制限
体験談:観光地でGoogle Maps多用したら夕方には制限。道に迷う羽目に。
宣伝:「高速データ無制限」
実際:1日10GB後は512kbpsに減速
体験談:ビデオ会議中に突然制限。仕事に支障をきたしました。
仕組み:1日あたりの高速データ容量に上限あり
制限内容:日次上限を超えると翌日まで低速
プロバイダー | 宣伝文句 | 実際の制限 | 制限後速度 |
---|---|---|---|
Airalo | 「無制限」 | 1日5GB | 128kbps |
BNESIM | 「使い放題」 | 1日6GB | 256kbps |
GigSky | 「データ無制限」 | 1日10GB | 512kbps |
仕組み:「合理的な使用範囲内」で無制限
制限内容:明確な基準なし、突然制限される場合あり
⚠️ 注意:フェアユーセージ型は予測不可能な制限があるため、重要な用途には推奨しません。
仕組み:文字通り無制限(ただし条件付き)
制限内容:物理的な回線容量のみが上限
料金:3,278円/月
実測結果:月300GB使用でも制限なし
制約:楽天エリア外では5GB/月制限
評価:国内なら本当に無制限
料金:40ドル/月
実測結果:1週間で100GB使用、制限なし
制約:テザリングは5Mbps制限
評価:アメリカでは最強
すべて筆者が実際に契約し、1週間以上使用した結果によるランキングです。
評価基準:日次制限量、制限後速度、コスパ、エリアカバー、サポート品質
料金:3,278円/月
制限:楽天エリア内は完全無制限
制限後速度:制限なし
対象エリア:日本国内
こんな人におすすめ:国内メイン利用、大容量データ通信、テザリング多用
料金:$89/月(約13,000円)
制限:1日10GB後に512kbps
制限後速度:512kbps(実測値)
対象エリア:190ヵ国
国 | 平均速度 | エリアカバー | 評価 |
---|---|---|---|
ドイツ | 65Mbps | ★★★★★ | 優秀 |
フランス | 45Mbps | ★★★★☆ | 良好 |
イタリア | 30Mbps | ★★★☆☆ | 普通 |
スペイン | 25Mbps | ★★★☆☆ | 普通 |
こんな人におすすめ:海外出張頻繁、複数国周遊、ビジネス利用
料金:$26/月(約3,800円、ヨーロッパ)
制限:1日5GB後に128kbps
制限後速度:128kbps(実測値)
対象エリア200ヵ国以上
朝(8:00-12:00)
累計:550MB
昼(12:00-18:00)
累計:3.05GB
夜(18:00-24:00)
合計:5GB → 制限発動
こんな人におすすめ:短期旅行、ライトユーザー、コスト重視
料金:4,980円/月(アジア)
制限:1日3GB後に256kbps
制限後速度:256kbps(実測値)
対象エリア:アジア中心
問題:台湾で突然通信できなくなった
対応:日本語メールで問い合わせ → 2時間で返信
解決:設定手順を日本語で詳しく説明、即解決
評価:★★★★★(言語の壁がないのは安心)
こんな人におすすめ:海外初心者、日本語サポート重視、アジア旅行
料金:3,200円/週(アジア)
制限:1日4GB後に512kbps
制限後速度:512kbps(実測値)
対象エリア:アジア・ヨーロッパ
こんな人におすすめ:短期旅行、バランス重視、初心者
プロバイダー | 月額料金 | 日次制限 | 制限後速度 | 対応国数 | 日本語対応 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 3,278円 | なし* | 制限なし | 日本 | ★★★★★ | ★★★★★ |
GigSky | 13,000円 | 10GB | 512kbps | 190 | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ |
Airalo | 3,800円 | 5GB | 128kbps | 200+ | ★☆☆☆☆ | ★★★☆☆ |
Nomad SIM | 4,980円 | 3GB | 256kbps | 20 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
KKday | 3,200円 | 4GB | 512kbps | 50 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
*楽天エリア内のみ。エリア外は5GB/月制限
各プロバイダーで制限発動後、実際の作業でどの程度使用できるかを検証しました。
できること:
できないこと:
実体験:仕事のメール対応や緊急時の連絡には十分使える。観光地での情報検索も我慢できるレベル。
GigSkyと同等の使用感。短期旅行なら緊急時用として実用的。
できること:
できないこと:
実体験:緊急連絡用としては最低限使える。ただし、観光や仕事にはストレスが大きい。
できること:
できないこと:
実体験:緊急時の最低限の連絡すら困難。実質的に「使用不可」と考えるべき。
シチュエーション:ロンドン出張、重要な会議中に制限発動
使用プロバイダー:GigSky(512kbps制限)
14:00 - 制限発動を確認
14:30 - 緊急メール受信・返信テスト
✅ 成功(3分で送受信完了)
15:00 - Slack でチーム連絡
✅ 成功(テキストメッセージのみ)
15:30 - 重要資料のダウンロード(PDF 2MB)
⚠️ 部分成功(10分かかったが取得できた)
16:00 - Zoom会議参加
❌ 失敗(接続が不安定で参加困難)
結論:512kbpsなら緊急時のビジネス対応は最低限可能。ただし、ビデオ会議は厳しい。
シチュエーション:台北観光、午後に制限発動
使用プロバイダー:Airalo(128kbps制限)
結論:128kbpsは観光には全く不向き。事実上「通信不可」状態。
シチュエーション:韓国で体調不良、病院を探す必要
使用プロバイダー:Nomad SIM(256kbps制限)
Google翻訳で症状説明
✅ 成功(テキスト翻訳は可能)
近くの病院を検索
⚠️ 部分成功(5分かかったが検索できた)
病院に電話(IP電話アプリ)
❌ 失敗(音声が途切れて通話困難)
家族にLINEで連絡
✅ 成功(テキストメッセージは送信できた)
結論:256kbpsでも緊急時の最低限の連絡は可能。ただし時間がかかる。
単純な月額料金ではなく、「実際に快適に使える日数」で計算した真のコスパを算出しました。
真のコスパ = 月額料金 ÷ (制限なく使える日数 × 30日)
※制限後も実用的なら部分的にカウント
月額:3,278円
実質無制限日数:30日
1日あたりコスト:109円
年間コスト:39,336円
圧倒的コスパ。国内メインなら最強。
月額:3,200円(週割換算)
実質無制限日数:15日(1日4GB制限考慮)
1日あたりコスト:213円
年間コスト:138,000円(短期利用想定)
短期旅行なら合格点。バランス重視派におすすめ。
月額:3,800円
実質無制限日数:18日(1日5GB制限考慮)
1日あたりコスト:211円
年間コスト:156,000円(短期利用想定)
世界周遊なら候補。ただし制限は厳しい。
月額:4,980円
実質無制限日数:10日(1日3GB制限考慮)
1日あたりコスト:498円
年間コスト:199,200円
高いが日本語サポートの安心感は価値あり。
月額:13,000円
実質無制限日数:25日(1日10GB制限考慮)
1日あたりコスト:520円
年間コスト:156,000円
高額だが出張族・企業利用なら投資価値あり。
プロバイダー | 3日間 | 7日間 | 実用性 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
KKday | 800円 | 1,600円 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
Airalo | 900円 | 1,800円 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
Nomad SIM | 1,200円 | 2,400円 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
推奨:KKday(バランス最良)
プロバイダー | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 実用性 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 3,278円 | 9,834円 | ★★★★★ | ★★★★★ |
GigSky | 13,000円 | 39,000円 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
Airalo | 3,800円 | 11,400円 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
推奨:楽天モバイル(国内)+ 現地SIM(海外)
プロバイダー | 1GB追加 | 5GB追加 | 購入方法 |
---|---|---|---|
Airalo | $7 | $25 | アプリ |
GigSky | $15 | $50 | アプリ |
Nomad SIM | 800円 | 3,200円 | Web |
KKday | 1,000円 | 4,000円 | Web |
海外プロバイダーは為替変動の影響を受けます:
2022年以降の円安で実質30%値上がりしたプロバイダーも
実測効果:約30%のデータ削減
実測効果:約50%のバックグラウンド通信削減
筆者が15社を検証して作成した、失敗しない選び方の手順です。
目的 | 重視点 | 優先順位 |
---|---|---|
観光旅行 | コスト、日本語サポート | 料金 > サポート > 速度 |
ビジネス出張 | 信頼性、速度 | 安定性 > 速度 > 料金 |
長期滞在 | コスパ、制限の緩さ | 制限 > 料金 > エリア |
世界周遊 | 対応国数、管理の簡単さ | カバレッジ > 管理性 > 料金 |
アクティビティ | データ使用量 | あなたの使用時間/回数 | 計算結果 |
---|---|---|---|
メール確認 | 5MB/時間 | ___時間 | ___MB |
Web閲覧 | 10MB/時間 | ___時間 | ___MB |
SNS利用 | 50MB/時間 | ___時間 | ___MB |
地図・ナビ | 100MB/時間 | ___時間 | ___MB |
動画視聴 | 500MB/時間 | ___時間 | ___MB |
ビデオ通話 | 200MB/時間 | ___時間 | ___MB |
写真アップロード | 5MB/枚 | ___枚 | ___MB |
合計 | - | - | ___GB |
プロバイダー | メール返信 | チャット応答 | 問題解決 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 2時間 | 即時 | 1日 |
Nomad SIM | 4時間 | なし | 1日 |
KKday | 6時間 | 30分 | 2日 |
Airalo | 12時間 | 1時間 | 3日 |
GigSky | 8時間 | 2時間 | 2日 |
シチュエーション | 1位候補 | 2位候補 | 3位候補 |
---|---|---|---|
国内メイン使用 | 楽天モバイル | - | - |
アジア短期旅行 | KKday | Nomad SIM | Airalo |
ヨーロッパ周遊 | Airalo | GigSky | 現地SIM |
世界一周 | Airalo | 地域別戦略 | GigSky |
海外ビジネス | GigSky | 複数併用 | 現地法人SIM |
超大容量 | 楽天モバイル | デュアルSIM | 固定回線併用 |
完全無制限は楽天モバイル(国内)以外存在しない。 すべてのプロバイダーに何らかの制限があり、それを理解して使うことが重要。
制限を「障害」ではなく「特性」として理解し、 自分の使用パターンに合ったプランを選ぶことで満足度は大幅に向上する。
安いプランには必ず理由があり、高いプランには相応の価値がある。 「安さ」だけでなく「使用目的との適合性」で判断すべき。
海外で通信トラブルが発生した時、日本語サポートの価値は料金差以上。 特に初心者は言語対応を重視すべき。
まずは1週間、現在のデータ使用量を記録。アプリ別・時間帯別に分析して、 自分の使用パターンを把握しましょう。
この記事の情報を参考に、次の海外旅行で実際にeSIMを試してみる。 短期間・小容量から始めて、徐々に最適化していく。
メインのeSIMが使えなくなった時の代替手段を準備。 Wi-Fiスポット情報、現地SIM購入場所、緊急連絡方法など。
データ使用量を削減するアプリ設定、圧縮技術の活用、 時間帯別の使い分けなど、賢い使い方を身につける。