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【2025年最新】eSIM設定の完全ガイド | iPhone・Android対応

海外旅行でeSIMを使いたいけど、設定方法がわからない...そんな方のために、eSIM設定の全手順を詳しく解説します。筆者が実際に20カ国以上で使用した経験をもとに、トラブル回避のコツも含めてご紹介します。

1. eSIM設定の基本知識

eSIM設定とは

eSIM設定とは、端末に内蔵されたeSIMチップに通信事業者の回線情報を書き込むプロセスです。従来の物理SIMカードと異なり、QRコードのスキャンやアプリでの設定によって簡単に回線を追加できます。

eSIM設定の3つのメリット

  • 即座に利用開始:購入後すぐに設定・利用可能
  • SIM交換不要:物理的なSIM交換が不要
  • 複数回線管理:1台で複数のeSIMを管理可能

設定前の準備事項

  • eSIM対応機種であることの確認
  • SIMロック解除の確認
  • 安定したWi-Fi環境の確保
  • eSIMプロバイダーの選択と購入

2. 対応機種の確認方法

iPhone eSIM対応機種

機種 対応状況 eSIM数 デュアルSIM
iPhone 15シリーズ ◎ 完全対応 複数 対応
iPhone 14シリーズ ◎ 完全対応 複数 対応
iPhone 13シリーズ ○ 対応 複数 対応
iPhone 12シリーズ ○ 対応 複数 対応
iPhone 11シリーズ ○ 対応 1つ 対応
iPhone XS・XR ○ 対応 1つ 対応

Android eSIM対応機種

メーカー 主要対応機種 確認方法
Google Pixel Pixel 3以降のほぼ全機種 設定 > ネットワークとインターネット
Samsung Galaxy S20以降、Note20以降、A54以降 設定 > 接続 > SIMカードマネージャー
OPPO Find X3以降、Reno5A以降 設定 > モバイルネットワーク
Xperia 1 IV以降、10 IV以降 設定 > ネットワークとインターネット

注意点

同じ機種でも販売地域やキャリア版によってeSIM対応が異なる場合があります。購入前に必ず確認してください。

3. iPhone eSIM設定方法

方法1:QRコードでの設定(推奨)

ステップ1:設定アプリを開く

「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップします。

ステップ2:QRコードをスキャン

eSIMプロバイダーから提供されたQRコードをカメラで読み取ります。

コツ:QRコードは別の端末で表示するか、印刷して使用してください。同一端末での表示では読み取れません。

ステップ3:eSIMプランの追加

「モバイル通信プランを追加」をタップして、プランの詳細を確認します。

ステップ4:ラベルの設定

「主回線」「副回線」など、わかりやすい名前を設定します。

ステップ5:デフォルト回線の選択

音声通話とデータ通信でそれぞれ使用する回線を選択します。

方法2:手動設定

QRコードが利用できない場合は、以下の情報を手動で入力します:

  • SM-DP+アドレス
  • アクティベーションコード
  • 確認コード(ある場合)

iOS 17以降の新機能

eSIM転送機能

iOS 17以降では、既存のeSIMを新しいiPhoneに転送する機能が追加されました。機種変更時の手続きが簡単になりました。

4. Android eSIM設定方法

一般的なAndroid eSIM設定手順

ステップ1:設定メニューを開く

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を選択します。

注意:メーカーによってメニュー名が異なります:
  • Samsung:「接続」→「SIMカードマネージャー」
  • OPPO:「モバイルネットワーク」→「SIMカード」
  • Xperia:「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」

ステップ2:eSIMプロファイルの追加

「SIMを追加」または「キャリアを追加」をタップします。

ステップ3:QRコードのスキャン

「QRコードをスキャン」を選択し、提供されたQRコードを読み取ります。

ステップ4:プロファイルの有効化

ダウンロード後、プロファイルを有効化して利用を開始します。

機種別詳細設定方法

Samsung Galaxy(One UI)

  1. 設定 → 接続 → SIMカードマネージャー
  2. モバイルプランを追加 → QRコードをスキャン
  3. プロバイダー情報を確認して追加
  4. SIM1・SIM2の使用用途を設定

Google Pixel

  1. 設定 → ネットワークとインターネット
  2. SIM → SIMをダウンロードしますか?
  3. 代わりにQRコードをスキャン
  4. ネットワークプロバイダーを追加

5. 筆者の実体験と成功のコツ

実際のeSIM設定体験談

韓国旅行でのeSIM設定(2024年12月)

筆者は韓国旅行の際、iPhone 14 ProでSKTelecom提携のeSIMを利用しました。出発前日の夜に設定を行いましたが、最初は接続に失敗。

遭遇したトラブル:
  • QRコードスキャン後に「モバイル通信プランを追加できません」エラー
  • Wi-Fi環境が不安定だったことが原因
  • 解決までに約30分かかった
解決方法:
  1. Wi-Fiを一度切断し、再接続
  2. iPhoneを再起動
  3. QRコードを再スキャン → 成功
現地での使用感:
  • 仁川空港到着と同時に自動接続
  • ソウル市内で常時4G/5G接続
  • 地下鉄内でも安定した通信
  • 5日間で3GB使用、速度制限なし

台湾旅行でのeSIM設定(2024年10月)

台湾では中華電信のeSIMを使用。Android(Galaxy S23)での設定を試行しました。

設定時の注意点:
  • Galaxyの場合、「接続」メニューからアクセス
  • QRコード読み取り時に画面を明るくする必要があった
  • 設定完了まで約5分
現地での実測値:
場所 下り速度 上り速度 Ping
台北駅 85 Mbps 12 Mbps 25ms
九份 42 Mbps 8 Mbps 35ms
台南市内 76 Mbps 15 Mbps 28ms

筆者おすすめの設定タイミング

設定ベストタイミング

  • 出発2-3日前:余裕を持ったトラブル対応が可能
  • Wi-Fi環境の良い場所:自宅や職場でゆっくり設定
  • 時間に余裕のある時:初回は30分程度見込む
  • サポート営業時間内:問題発生時にサポート対応可能

20カ国での使用経験から学んだコツ

事前準備のコツ

  • QRコードは印刷して保存
  • 設定手順を事前に確認
  • 連絡先を控えておく

現地での使用コツ

  • 空港到着後すぐに動作確認
  • 予備のeSIMも準備
  • データ使用量をこまめに確認

トラブル回避コツ

  • 設定前にiOSを最新版に更新
  • SIMロック解除の再確認
  • 機内モードON/OFF でリセット

6. トラブルシューティング

よくあるエラーと対処法

エラー1:「モバイル通信プランを追加できません」(iPhone)

原因:
  • ネットワーク接続の不安定
  • QRコードの読み取りエラー
  • プロバイダー側の一時的な問題
対処法:
  1. Wi-Fi接続を確認し、再接続
  2. iPhone再起動後に再設定
  3. QRコードを別端末で表示して再スキャン
  4. 手動設定に切り替え

エラー2:「ネットワークに接続できません」

原因:
  • APN設定の問題
  • データローミングが無効
  • 回線が現地で使用不可
対処法:
  1. 設定 → モバイル通信でデータローミング有効化
  2. 機内モードON→OFF でネットワーク再検索
  3. APN設定を手動で確認・修正
  4. キャリア設定の手動選択

エラー3:「QRコードを読み取れません」

原因:
  • QRコードの画質不良
  • 画面の明度不足
  • カメラのピント不良
対処法:
  1. 画面の明度を最大に
  2. QRコードを印刷して使用
  3. 手動設定に変更
  4. QRコード再発行を依頼

Android特有のトラブル

Samsung Galaxy でのトラブル

  • 問題:eSIM設定メニューが見つからない
  • 解決:「接続」→「SIMカードマネージャー」から設定
  • 注意:海外版Galaxyでは手順が異なる場合があります

緊急時の対処法

現地でeSIMが使えない場合

  1. 即座の確認事項
    • データローミングの有効化
    • 機内モードON/OFFでリセット
    • 手動でキャリア選択
  2. それでも接続できない場合
    • Wi-Fi環境でプロバイダーサポートに連絡
    • eSIMプロファイルの再インストール
    • 物理SIMの現地購入も検討

7. 海外でのeSIM利用のコツ

現地到着後のチェックリスト

空港到着後(5分以内)

  • 機内モード解除
  • eSIMプロファイルの有効化確認
  • ネットワーク接続確認
  • インターネット速度テスト

ホテル到着後

  • データ使用量の初期値記録
  • 通話テスト(対応の場合)
  • アプリの動作確認
  • 緊急連絡先の確認

データ使用量管理のコツ

用途 1日あたり目安 節約のコツ
地図・ナビ 50-100MB オフラインマップの活用
SNS・メッセージ 100-200MB 画像の自動ダウンロード停止
動画視聴 500MB-2GB Wi-Fi環境での視聴に限定
音楽ストリーミング 100-300MB 事前にダウンロード

バッテリー節約設定

iPhone設定

  • 設定 → バッテリー → 低電力モード
  • 画面の明度を自動調整
  • バックグラウンド更新を制限
  • 位置情報サービスの最適化

Android設定

  • 設定 → バッテリー → 省電力モード
  • 適応バッテリーの有効化
  • アプリのバックグラウンド制限
  • 同期間隔の調整

8. おすすめeSIMプロバイダー比較

総合評価ランキング

1位:Holafly(オラフライ)

総合評価:4.8/5.0
  • 無制限プラン:多くの国で利用可能
  • 24時間サポート:日本語対応
  • 簡単設定:QRコード提供が迅速
料金例:アジア7日間 3,400円(無制限)

2位:airalo(エアロ)

総合評価:4.5/5.0
  • 世界最大手:200以上の国・地域対応
  • 専用アプリ:使いやすいインターフェース
  • 豊富なプラン:容量別の選択肢が充実
料金例:アジア7日間 1,350円(5GB)

3位:Ubigi(ウビジ)

総合評価:4.2/5.0
  • 老舗ブランド:安定した通信品質
  • 法人プラン:ビジネス利用に最適
  • 長期プラン:30日以上のプランが充実
料金例:アジア30日間 4,500円(10GB)

用途別おすすめプロバイダー

用途 おすすめプロバイダー 理由 料金目安
初心者・短期旅行 Holafly 無制限プラン・日本語サポート 3,000-5,000円/週
データ節約重視 airalo 1GB〜の小容量プラン充実 800-2,000円/週
長期滞在 Ubigi 30日プランが充実 4,000-8,000円/月
ビジネス利用 Ubigi・GigSky 法人向けサービス・請求書発行 要問い合わせ

9. よくある質問

Q1. eSIM設定に失敗した場合、何度でも設定し直せますか?

A1. 一般的に、eSIMプロファイルは一度削除すると再利用できません。設定に失敗した場合は、プロバイダーに連絡して新しいQRコードの発行を依頼してください。一部のプロバイダーでは再発行に追加料金がかかる場合があります。

Q2. 物理SIMとeSIMを同時に使用できますか?

A2. はい、デュアルSIM対応機種では同時使用が可能です。音声通話は物理SIM、データ通信はeSIMという使い分けが人気です。設定で「デフォルト回線」を指定することで、用途別に回線を選択できます。

Q3. eSIMは機種変更時に移行できますか?

A3. iOS 16以降のiPhone間では「eSIM転送」機能で移行可能です。Androidでは基本的に新規設定が必要ですが、一部メーカーで移行機能が提供されています。機種変更前にプロバイダーに移行方法を確認することをおすすめします。

Q4. 海外でeSIMが圏外になった場合の対処法は?

A4. まず機内モードON→OFFでネットワーク再検索を行ってください。それでも接続しない場合は、手動でキャリアを選択(設定→キャリア→自動をOFFにして選択)してください。それでも繋がらない場合は、Wi-Fi環境からプロバイダーサポートに連絡しましょう。

Q5. eSIM設定に最適なタイミングはいつですか?

A5. 出発2-3日前の設定がおすすめです。Wi-Fi環境の良い自宅で、時間に余裕をもって設定してください。直前の設定だとトラブル時の対応が困難になります。また、プロバイダーのサポート営業時間内に設定することで、問題発生時の対応がスムーズです。

Q6. eSIM対応機種かどうかの確認方法を教えてください

A6. iPhone:設定→一般→情報で「EID」の表示があれば対応。Android:設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワークで「SIMを追加」の選択肢があれば対応しています。不明な場合は「*#06#」でEIDの有無を確認することも可能です。

まとめ

eSIM設定は最初は複雑に感じるかもしれませんが、一度手順を覚えれば非常に便利です。筆者の経験では、事前準備と安定したネットワーク環境が成功の鍵です。

設定成功のポイント

  • 出発2-3日前の余裕のある設定
  • 安定したWi-Fi環境での作業
  • QRコードの印刷保存
  • トラブル時のサポート連絡先の確認

海外旅行でeSIMを活用すれば、現地到着と同時にインターネット接続が可能になり、旅行がより快適になります。この記事を参考に、ぜひeSIM設定にチャレンジしてみてください。