iPhone eSIM設定方法 完全ガイド【2025年最新版】
⏱️ 5分で完了!クイック設定
事前準備チェックリスト
- ✅ Wi-Fi接続環境
- ✅ eSIM購入完了メール(QRコード)
- ✅ iPhone XS/XR以降のモデル
- ✅ iOS 12.1以降
📱 方法1:QRコードで設定する(推奨)
設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」をタップ
iPhoneのホーム画面から歯車アイコンの「設定」アプリを開きます。
モバイル通信を選択
「モバイル通信」をタップ
設定メニューから「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」を選択します。
※ iOS 15以降では「モバイル通信」と表示されます
eSIMを追加
「eSIMを追加」をタップ
「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」をタップします。
💡 表示されない場合は、端末がeSIM対応か確認してください
QRコードをスキャン
QRコードを枠内に収める
「QRコードを使用」を選択し、購入時に受け取ったQRコードをスキャンします。
スキャンのコツ
- 明るい場所で撮影
- QRコードを画面いっぱいに表示
- カメラを安定させる
- 画面の明るさを最大に
eSIMをアクティベート
「モバイル通信プランを追加」をタップ
確認画面で「モバイル通信プランを追加」をタップします。
アクティベーションには数秒〜1分程度かかります。
プラン名を設定(オプション)
わかりやすい名前を付ける
複数のeSIMを管理しやすくするため、プランに名前を付けられます。
おすすめの名前:
- 「海外旅行用」
- 「タイ 2025年8月」
- 「ヨーロッパ周遊」
✋ 方法2:手動で設定する
QRコードが読み取れない場合や、アクティベーションコードを直接入力する場合に使用します。
手動設定の手順
- 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加
通常のQRコード設定と同じ手順で進みます
- 「詳細情報を手動で入力」を選択
QRコードスキャン画面の下部にあるリンクをタップ
- アクティベーション情報を入力
例: rsp.provider.com
例: LPA:1$rsp.provider.com$ABC123XYZ
例: 1234
- 「次へ」をタップ
入力内容を確認して次へ進みます
- アクティベーション完了
自動的にeSIMがダウンロード・設定されます
📍 アクティベーション情報の確認方法
- 購入確認メール内のテキスト情報
- eSIM提供会社のマイページ
- QRコード画像の下部に記載
📸 方法3:スクリーンショットから設定する
同じiPhoneでQRコードを受け取った場合に便利な方法です。
1. QRコードをスクリーンショット
メールやWebページのQRコードをスクリーンショットで保存します。
スクリーンショットの撮り方:
- Face ID搭載機種:サイドボタン + 音量上ボタン
- Touch ID搭載機種:ホームボタン + サイドボタン
2. eSIM追加画面へ
設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 → QRコードを使用
3. 写真から選択
「写真から選択」をタップし、保存したQRコードのスクリーンショットを選択
⚠️ iOS 16以降で利用可能
iOS 15以前の場合は、別のデバイスでQRコードを表示してスキャンしてください。
4. 設定完了
選択後は通常のQRコード設定と同じ流れで進みます。
✅ 設定後の確認事項
1. eSIMの有効化確認
確認方法:
設定 → モバイル通信 → 追加したeSIM
- 「この回線をオンにする」がON
- 信号強度バーが表示される
- キャリア名が表示される
2. データローミング設定
海外で使用する場合:
設定 → モバイル通信 → eSIM → データローミング
⚠️ 海外用eSIMは「データローミング」をONにする必要があります
3. デフォルト回線の設定
用途別の設定:
- モバイルデータ通信: インターネット接続用
- デフォルトの音声回線: 通話用
- iMessage/FaceTime: Apple サービス用
設定 → モバイル通信 → デフォルト設定 から変更可能
4. APN設定(必要な場合)
データ通信ができない場合:
設定 → モバイル通信 → eSIM → モバイルデータ通信ネットワーク
eSIM提供会社から指定されたAPN情報を入力:
- APN(アクセスポイント名)
- ユーザー名(任意)
- パスワード(任意)
🔧 よくあるエラーと解決方法
「eSIMを追加できません」
原因と解決方法:
- すでにインストール済み:
設定 → モバイル通信 で既存のeSIMを確認・削除
- QRコードが使用済み:
販売元に新しいQRコードを要求
- 端末の上限到達:
不要なeSIMプロファイルを削除
「アクティベーションできませんでした」
原因と解決方法:
- ネットワーク接続:
Wi-Fi接続を確認し、再試行
- サーバーエラー:
時間を置いて再試行(混雑時を避ける)
- 地域制限:
VPNを無効化して再試行
「圏外」または「検索中」のまま
原因と解決方法:
- データローミング:
海外用eSIMは「データローミング」をONに
- ネットワーク選択:
設定 → モバイル通信 → ネットワーク選択 → 自動
- 機内モード:
機内モードのON/OFFを試す
- 端末再起動:
電源を完全に切って再起動
QRコードが読み取れない
原因と解決方法:
- 画面の明るさ:
画面の明るさを最大に設定
- カメラの問題:
カメラレンズを清掃、別の角度から撮影
- QRコードの品質:
拡大表示、印刷、または手動入力を試す
🔄 最終手段:ネットワーク設定のリセット
⚠️ 注意: Wi-FiパスワードやBluetooth接続情報もリセットされます
手順:
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット
📱📱 デュアルeSIMの設定(iPhone 13以降)
対応機種
- iPhone 16シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone SE(第3世代)
2つ目のeSIMを追加する方法
- 1つ目のeSIMと同じ手順で追加
- プラン名を分かりやすく設定(例:「国内用」「海外用」)
- デフォルト回線を用途別に設定
複数eSIMの管理
回線の切り替え
コントロールセンターから簡単に切り替え可能
自動切り替え
信号強度に応じて自動的に最適な回線を選択
用途別設定
連絡先ごとに使用する回線を指定可能
💡 プロのアドバイス
バッテリー節約術
使用しないeSIMは「この回線をオンにする」をOFFにすることで、バッテリー消費を抑えられます。
海外渡航前の準備
日本出発前にeSIMをインストールし、現地到着後にデータローミングをONにするだけで使用開始できます。
データ使用量の管理
設定 → モバイル通信 で各eSIMのデータ使用量を個別に確認できます。
セキュリティ対策
公共Wi-Fiよりも安全なeSIMデータ通信を優先的に使用しましょう。