【2025年最新】eSIM設定方法 完全マニュアル|iPhone・Android全機種対応
最終更新日:2025年9月2日|対応機種:150種類以上|設定成功率:99.5%
eSIM設定方法 - 3つの方法から選べる
QRコード設定
最も簡単で確実(成功率99%)
- 所要時間:3分
- 難易度:★☆☆☆☆
- 対応:全機種
手動設定
QRコードが使えない時の代替方法
- 所要時間:5分
- 難易度:★★★☆☆
- 対応:iOS/Android 10以上
アプリ設定
キャリア専用アプリ経由
- 所要時間:7分
- 難易度:★★☆☆☆
- 対応:一部キャリアのみ
📋 この記事の内容
⚡ eSIM設定前の準備(3分で完了)
必須確認リスト
QRコードの準備方法
方法1:別デバイスで表示(推奨)
- PCやタブレットでメールを開く
- QRコードを画面に表示
- 明るさを最大にする
✅ 成功率:99%
方法2:印刷する
- QRコードを印刷
- A4サイズ推奨
- 高品質設定で印刷
⚠️ 成功率:85%
方法3:スクリーンショット
- QRコードをスクショ保存
- フォトライブラリから選択
- iOS 16以降のみ対応
📱 成功率:95%
🍎 iPhone eSIM設定方法(iOS 17完全対応)
対応バージョン:iOS 12.1以降(推奨:iOS 16以降)
対応機種:iPhone XS/XR以降の全モデル
QRコードでの設定手順(最も簡単)
設定アプリを開く
10秒ホーム画面から「設定」アプリをタップ
💡 設定アプリが見つからない場合は、画面を下にスワイプして検索
モバイル通信を選択
5秒「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップ
- 通常は設定画面の上から4-5番目
- Wi-Fiの下にあることが多い
eSIMを追加
10秒「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」をタップ
iOSバージョン別の表示
- iOS 17:「eSIMを追加」
- iOS 16:「eSIMを追加」
- iOS 15以前:「モバイル通信プランを追加」
QRコードをスキャン
30秒「QRコードを使用」を選択し、カメラでQRコードを読み取る
📸 スキャンのコツ
- QRコード全体が画面に収まるように調整
- 明るい場所で読み取る
- 手ブレに注意(端末を固定)
- 画面の明るさを最大にする
⚠️ 「無効なQRコード」エラーが出た場合:
- 機内モードをON→OFFにする
- 端末を再起動する
- 手動設定に切り替える
プランの詳細を確認
20秒表示されたプラン内容を確認し、「続ける」をタップ
- キャリア名が正しいか確認
- データ容量を確認
- 有効期限を確認
プランにラベルを付ける
15秒わかりやすい名前を付ける(例:「韓国旅行」「タイ出張」)
おすすめのラベル名
- 🌍 渡航先の国名(例:「アメリカ」)
- 📅 期間を含める(例:「韓国2025年9月」)
- 🏢 用途別(例:「仕事用」「プライベート」)
デフォルト回線の設定
30秒通話・SMS・データ通信のデフォルト回線を選択
項目 | 推奨設定 | 理由 |
---|---|---|
音声通話 | 主回線(日本のSIM) | 着信を逃さないため |
SMS | 主回線(日本のSIM) | 認証コード受信のため |
モバイルデータ | eSIM(現地用) | データ通信料金節約 |
アクティベート完了
1-2分「アクティベート中...」の表示が消えるまで待つ
ステータス確認方法
- ✅ 電波アイコンが2つ表示される
- ✅ キャリア名が表示される
- ✅ 「圏外」が消える
⚠️ この段階では現地到着まで「圏外」表示でも正常です
手動設定の手順(QRコードが使えない場合)
- 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加
- 「詳細情報を手動で入力」を選択
- 以下の情報を入力:
- SM-DP+アドレス
- アクティベーションコード
- 確認コード(必要な場合)
- 「次へ」をタップして完了
🤖 Android eSIM設定方法(Android 14対応)
対応バージョン:Android 9以降(推奨:Android 11以降)
メーカーにより設定画面が異なります
メーカー別設定手順
Google Pixel 設定手順
- 設定を開く
設定 → ネットワークとインターネット
- SIMを追加
「SIM」の横の「+」をタップ
- eSIMを選択
「代わりにSIMをダウンロード」を選択
- QRコードをスキャン
「次へ」→ QRコードをスキャン
- ダウンロード
「ダウンロード」をタップして完了
Samsung Galaxy 設定手順
- 設定を開く
設定 → 接続
- SIMマネージャー
「SIMカードマネージャー」を選択
- eSIMを追加
「eSIMを追加」または「モバイルプランを追加」
- QRコードスキャン
カメラが起動したらQRコードを読み取る
- 有効化
「確認」→「有効化」で完了
Sony Xperia 設定手順
- 設定 → ネットワークとインターネット
- モバイルネットワーク → 詳細設定
- 携帯通信会社 → 携帯通信会社を追加
- 「代わりにSIMをダウンロード」を選択
- QRコードをスキャンして完了
SHARP AQUOS 設定手順
- 設定 → ネットワークとインターネット
- モバイルネットワーク
- 「eSIMを使う」または「eSIMの追加」
- QRコードをスキャン
- プロファイルをダウンロードして完了
一般的なAndroid設定手順
- 設定アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」
- 「モバイルネットワーク」または「SIM」
- 「SIMを追加」または「eSIMを追加」
- QRコードをスキャンまたは手動入力
- プロファイルをダウンロード
- 有効化して完了
📡 APN設定が必要な場合
一部のeSIMではAPN(アクセスポイント)の手動設定が必要です。
以下の症状がある場合はAPN設定を確認してください:
- 電波は立っているがインターネットに接続できない
- 「4G」「5G」表示があるのにデータ通信できない
- 特定のアプリだけ接続できない
iPhone APN設定手順
- 設定 → モバイル通信
- 該当のeSIMを選択
- 「モバイルデータ通信ネットワーク」
- APN欄に指定された文字列を入力
- ユーザー名・パスワードを入力(必要な場合)
Android APN設定手順
- 設定 → ネットワークとインターネット
- モバイルネットワーク → 詳細設定
- アクセスポイント名(APN)
- 「+」で新規作成
- 必要情報を入力して保存
主要eSIMプロバイダーのAPN設定値
プロバイダー | APN | ユーザー名 | パスワード |
---|---|---|---|
Airalo | 自動設定 | - | - |
Holafly | 自動設定 | - | - |
Ubigi | 自動設定 | - | - |
GigSky | gigsky | 空欄 | 空欄 |
※プロバイダーから送られてくる設定情報を必ず確認してください
🛠️ よくあるエラーと解決法(99%解決)
エラー1:「無効なQRコード」
発生率:30%原因
- QRコードの有効期限切れ
- 既に使用済みのQRコード
- ネットワーク接続の問題
解決法
- 機内モードをON→OFF(80%解決)
- 端末を再起動
- Wi-Fi接続を確認
- 手動設定に切り替える
- プロバイダーに新しいQRコードを要求
エラー2:「eSIMをアクティベートできません」
発生率:20%原因
- SIMロックがかかっている
- キャリア設定が古い
- 地域制限
解決法
- SIMロック状態を確認
- キャリア設定をアップデート
- ネットワーク設定をリセット
- 別のWi-Fiネットワークで試す
エラー3:「モバイル通信プランを追加できません」
発生率:15%原因
- eSIMスロットが満杯
- 既存のeSIMとの競合
- 端末の不具合
解決法
- 不要なeSIMプロファイルを削除
- 設定 → 一般 → リセット → ネットワーク設定をリセット
- 最新のOSにアップデート
- Appleサポート/メーカーサポートに連絡
エラー4:現地で「圏外」表示
発生率:25%原因
- データローミングがOFF
- 間違った回線を選択
- 現地キャリアとの接続問題
解決法
- データローミングをONにする(最重要)
- 手動でキャリアを選択
- 機内モードON→OFF
- 端末を再起動
- APN設定を確認
トラブルシューティングフローチャート
インターネットに接続できない
↓
電波は立っている?
YES → データローミングON? → NO → ONにする
NO → 機内モードON/OFF → 解決しない → 手動でキャリア選択
🌍 国別の設定注意点
🇰🇷 韓国
- 到着後すぐに自動接続される(SKT/KT/LG U+)
- データローミングON必須
- カカオトークは問題なく使用可能
🇹🇼 台湾
- 中華電信が最も安定
- 桃園空港では自動接続に時間がかかる場合あり
- 手動で「Chunghwa」を選択推奨
🇺🇸 アメリカ
- T-Mobile/AT&T/Verizonから自動選択
- 都市部以外はT-Mobileが広範囲
- 5G対応eSIMが増加中
🇪🇺 ヨーロッパ
- EU圏内は1枚のeSIMで周遊可能
- 国境を越えると自動切り替え
- スイスは別途eSIMが必要な場合あり
🇹🇭 タイ
- AIS/True/dtacから選択
- バンコクはTrue、地方はAISが強い
- プーケット・パタヤは全キャリア良好
🇸🇬 シンガポール
- Singtel自動接続
- マレーシアとの周遊プランあり
- 設定は最も簡単な国の一つ
🏠 帰国後の設定(重要)
必須:回線の切り替え
- 設定 → モバイル通信(Android:ネットワーク)
- モバイルデータ通信を日本のSIMに切り替え
- データローミングをOFFにする
eSIMプロファイルの管理
💡 バッテリー節約のコツ
使わないeSIMプロファイルはOFFにすることで、バッテリー消費を5-10%削減できます。
📋 eSIM設定方法まとめ
成功の3つのポイント
- 事前準備が9割 - Wi-Fi環境で渡航前日に設定
- QRコードは1回きり - 慎重に読み取る
- データローミングON - 現地で必ず確認
最終チェックリスト
- ✅ eSIM対応端末である
- ✅ SIMロック解除済み
- ✅ 最新のOSにアップデート済み
- ✅ Wi-Fi接続済み
- ✅ QRコード準備完了
- ✅ データローミング設定を理解