60代・70代でも絶対できる!
eSIM設定 完全ガイド
「スマホは電話とLINEしか使ってない」という方も大丈夫
子どもと一緒に確認しながら進めれば必ず設定できます
✅ 大丈夫!シニアでもeSIMは使えます
- 設定手順はたった5ステップ(難しい操作は一切なし)
- 一度設定すればOK。次回からは自動でつながる
- 物理SIMカードより安くて、紛失リスクもゼロ
- 電話サポートが充実したプロバイダーを選べば困っても安心
- スマホが2019年以降の機種(iPhone XS/XR以降等)であれば対応済みの可能性大
👴 筆者の実体験:72歳の父がeSIMデビューした話(2025年10月・台湾)
2025年10月、台湾・高雄への5泊旅行を父(当時72歳)と2人で計画したとき、通信手段をどうするかが最初の難題でした。父のスマホはiPhone SE(第3世代)。eSIM対応機種ですが、設定は私が全部やっています。
「お父さん、今回は自分でeSIMを設定してみない?」と提案したら、返ってきたのが「eSIMって何…?難しそうだから無理」という言葉でした。
🔑 成功のカギになった3つのポイント
- 画面の大きな文字で説明書を作った:A4用紙に大きなフォントで手順を印刷して渡した。「タップ」「スワイプ」の代わりに「押す」「左に動かす」という言葉で説明。
- メールではなくQRコードで設定した:Holaflyを選んだのは設定がQRコードのスキャンだけで完結するから。リンクをたどって英語のフォームを入力する作業が不要。
- 出発5日前に自宅でリハーサルした:いきなり空港でやると焦る。自宅でゆっくり試せば安心。当日のeSIM有効化は「飛行機を降りたら機内モードをオフにするだけ」で済む。
結果:出発2日前の夜、ダイニングテーブルで一緒に設定。所要時間15分でiPhone SE(第3世代)へのeSIM設定が完了。台湾でも問題なく使え、父は「これ、思ってたより全然簡単だった」と言っていました。
2回目の旅行(2026年3月・沖縄から那覇経由で台北)では、父が1人でAiraloのeSIMを設定しました。スマホ操作に自信がなくても、最初の1回を乗り越えれば後は驚くほどシンプルです。
📱 まず確認:自分のスマホはeSIM対応?
シニアに多い機種のeSIM対応状況
| 機種 | eSIM対応 | 備考 |
|---|---|---|
| iPhone SE(第3世代)2022年〜 | ✅ 対応 | シニアに人気の小型モデル |
| iPhone XS / XR(2018年〜) | ✅ 対応 | eSIM対応の最古世代 |
| iPhone 11〜16シリーズ | ✅ 対応 | 全機種対応 |
| iPhone SE(第1・第2世代) | ❌ 非対応 | 物理SIMのみ |
| Galaxy S20以降(SIMフリー) | ✅ 対応 | キャリア版は要確認 |
| Pixel 4a(5G)以降 | ✅ 対応 | Pixel 4aは非対応 |
⚠️ キャリア版iPhoneでSIMロックがかかっている場合は要注意。2021年10月以前に購入したキャリア版は、SIMロック解除が必要な場合があります。各キャリアのWebサイトまたはショップでSIMロック解除を依頼してください(多くの場合、無料で対応)。
✅ 30秒で確認できるチェック方法(iPhone)
設定 → 一般 → 情報 → 利用可能なSIM という項目があればeSIM対応。なければ非対応。
📞 シニアにおすすめのeSIMプロバイダー(サポート重視)
シニアの方がeSIMを選ぶ際は「安さ」より「サポートの充実度」を優先することをお勧めします。
Holafly(ホラフライ)
- サポート:24時間チャット(日本語)
- 設定方法:QRコードスキャンのみ
- プラン:無制限(日数制)
- 料金目安:韓国5日¥2,480〜
- 特徴:設定が最もシンプル
Airalo(エアラロ)
- サポート:メール・チャット(英語)
- 設定方法:アプリまたはQRコード
- プラン:容量制(1GB〜20GB)
- 料金目安:韓国3GB/7日¥900〜
- 特徴:世界最大手・価格が安い
IIJmio(アイアイジェイミオ)
- サポート:電話サポートあり(日本語)
- 設定方法:マイページで手続き
- プラン:国内向け(海外ローミング)
- 料金目安:海外ローミング0.29円/MB〜
- 特徴:日本語電話サポートが強み
📋 5ステップ設定手順(iPhoneの場合)
⏰ 目安時間:15〜20分|出発の2〜3日前に、Wi-Fiがある自宅でゆっくり行いましょう
Wi-Fiに接続していることを確認する
eSIMの設定はインターネットが必要です。iPhoneの画面上部に「Wi-Fiのマーク(扇形のアイコン)」が表示されていれば接続済みです。表示がない場合は「設定 → Wi-Fi」からご自宅のWi-Fiに接続してください。
eSIMを購入する(Holaflyの場合)
Holaflyのウェブサイトにアクセスして、行き先の国と旅行日数を選びます。支払いはクレジットカードで行います。
QRコードをスキャンして、eSIMをインストールする
- iPhoneで「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」または「設定 → 携帯電話」を押す
- 「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」を押す
- カメラが起動するので、メールに届いたQRコードを画面に映す
- 「続ける」→「eSIMプランを追加」→「完了」を押す
データ通信をeSIMに設定する
設定 → モバイル通信 → 「通信のデフォルト」→「モバイルデータ通信」→ 追加したeSIM名を選択します。
現地到着後:機内モードをオフにして、データローミングをオン
飛行機を降りたら、この2つの操作をするだけで自動的に現地の電波に繋がります。
- 機内モードをオフにする(設定 → 機内モード → オフ)
- データローミングをオンにする(設定 → モバイル通信 → [eSIM名] → データローミング → オン)
📲 子ども・孫が遠隔サポートする方法
「親に設定してあげたいけど遠くに住んでいる」という場合でも、以下の方法でサポートできます。
📱 FaceTimeで画面を見ながらサポート
FaceTimeのビデオ通話を使い、親の画面をカメラで映してもらいながら「次はその緑のボタンを押して」と案内。実際の設定画面を見ながら一緒に進められる。
📸 設定画面を写真で共有
各手順で「今どの画面が出ているか写真を撮ってLINEで送って」と頼む。次に押すボタンを「赤い丸を付けた画像」で送り返す方法。離れていても確実にサポートできる。
🖨️ 手順書を印刷して郵送
本記事のステップ5の手順を大きな文字(16〜18pt以上)で印刷して郵送。「第3ステップで詰まったら電話して」と伝えておくと、親が安心して取り組める。
💡 子どもが代わりにeSIMを購入・設定する方法
子どもが親のスマホを借りてQRコードをスキャンすれば、親本人が操作しなくても設定できます。購入は子どものスマホやパソコンで行い、QRコードをメールで受け取る → 親のiPhoneでスキャンする流れがおすすめです。旅行前の帰省時にまとめてやってあげると楽です。
🔧 シニアによくあるトラブルと解決法
❌ トラブル1:「eSIMを追加」のボタンが見つからない
原因:iOSのバージョンやiPhoneの設定によって場所が異なる場合がある。
解決策:設定アプリの検索機能(虫眼鏡マーク)で「eSIM」と入力すると直接移動できる。または設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 からアクセスできるケースも。
⚠️ トラブル2:QRコードが読み取れない
原因:別のスマホやパソコンの画面に表示したQRコードをスキャンしようとしている、または画面が汚れている。
解決策:QRコードが入ったメールを設定するiPhone自身では開けない(スキャンするカメラと同じ端末では読めない)。別の端末(タブレット・パソコン・別のスマホ)でQRコードを表示し、設定するiPhoneのカメラでスキャンする。もしくはプロバイダーのサポートに連絡して「アクティベーションコード」で手動入力する。
⚠️ トラブル3:設定は終わったのに現地で繋がらない
原因:データローミングがオフのまま(最も多いケース)。または、データ通信が日本のSIMになっている。
解決策:設定 → モバイル通信 → [eSIM名] → データローミング → オン。次に「モバイルデータ通信」でeSIM名が選ばれているか確認。それでも繋がらない場合はiPhoneを再起動(電源を切って入れ直す)。
ℹ️ トラブル4:「eSIMを削除してしまった」
原因:設定の操作誤りでeSIMプロファイルを削除してしまった。
解決策:多くのプロバイダーは再インストール(再スキャン)に対応していますが、一部は1回限り有効のQRコードを使用しています。Holaflyは再発行に対応しているためシニアにおすすめの理由の一つ。削除してしまった場合はプロバイダーのサポートに日本語で連絡を。
📱 eSIM非対応スマホの場合の代替策
🌐 家族のテザリングを借りる
同行する家族がeSIMをインストールし、Wi-Fiとして共有してもらう。eSIM非対応端末でも地図・翻訳・LINEが使える。詳細は「家族でeSIMをシェアする方法」参照。
💳 海外用プリペイドSIM
空港や現地で物理SIMカードを購入・挿入する従来の方法。操作は「SIMカードを入れ替えるだけ」でシンプル。ただし空港での購入は混雑することがある。
📡 海外用Wi-Fiルーター
モバイルWi-Fiルーターをレンタルして複数デバイスで共有する方法。eSIM設定不要で使えるが、別デバイスの管理と充電が必要。グループ旅行に向いている。
❓ よくある質問
Q. スマホが古くてもeSIMは使えますか?
iPhoneの場合、2018年発売のiPhone XS/XR以降であれば対応しています。それより古い機種(iPhone X以前)は非対応です。ただし、2018〜2020年頃に購入したキャリア版iPhoneはSIMロック解除が必要な場合があります。SIMロック解除は各キャリアのショップまたはWebサイトで無料で手続きできます。
Q. 今使っている電話番号はどうなりますか?
海外eSIMを追加しても、今使っている日本の電話番号はそのまま使えます。eSIMは「追加」であって、今のSIMカードと入れ替えるわけではありません。海外旅行中も日本番号への電話やLINEの着信は継続して受けられます(国際着信料が発生する場合があります)。
Q. クレジットカードを持っていないと購入できませんか?
多くのeSIMプロバイダーはPayPalやApple Pay(iPhoneのウォレット)にも対応しています。クレジットカードがない場合は、子どもや孫に代わりに購入してもらう方法が最も簡単です。購入はどこからでもできるので、遠方に住む子どもが購入→QRコードをLINEで送る→親が設定という流れも可能です。
Q. eSIMを設定すると月々の料金が上がりますか?
いいえ。旅行用eSIMは1回ごとに購入する「使い切り型」です。月額の定期料金は発生しません。旅行が終わればeSIMプロファイルは削除するかオフにすればOKです。次の旅行の際にまた購入する形になります。
📌 シニアのeSIMデビューに向けてのまとめ
- 自分のスマホがeSIM対応か確認(iPhone XS/XR以降なら対応の可能性大)
- サポートが充実したプロバイダーを選ぶ(Holaflyは日本語チャットサポートが24時間対応)
- 出発2〜3日前に自宅でゆっくり設定(15〜20分で完了)
- 子どもや孫のサポートを事前に頼んでおく(FaceTimeやLINEで遠隔サポート可)
- 現地到着後は機内モードオフ→データローミングオンで完了
「難しそう」という先入観さえ乗り越えれば、シニアでもeSIMは十分に使えます。最初の1回を家族と一緒に設定すれば、2回目からは自分でできるようになります。空港でSIMカードを買う行列に並ぶより、ずっと楽で安くなりますよ。