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【2025年実証】eSIM複数国周遊完全ガイド|10カ国で検証

最終更新日:2025年1月28日|周遊実績:18ルート・42カ国

✅ 結論:eSIM 1枚で複数国周遊は可能!ただし注意点あり

🎉 うまくいったこと

  • 国境越え直後に自動接続(95%成功)
  • 1枚のeSIMで10カ国対応
  • 現地SIM購入より圧倒的に楽

⚠️ 注意が必要なこと

  • 国ごとに速度差あり(最大10倍)
  • 一部の国で接続に5〜10分かかる
  • プラン選択を間違えると使えない国がある

🌏 筆者の実体験:ヨーロッパ10カ国周遊(2024年9月)

📅 旅程概要

  • 期間:2024年9月5日〜9月28日(24日間)
  • 訪問国:10カ国(フランス→ベルギー→オランダ→ドイツ→チェコ→オーストリア→イタリア→スイス→スペイン→ポルトガル)
  • 移動手段:鉄道・バス・LCC
  • 使用eSIM:Holafly ヨーロッパ周遊 無制限プラン 30日間 $69

🗺️ 国別接続レポート

🇫🇷 1. フランス(パリ)|9月5日〜9月8日

接続状況:◎ 完璧

接続時間:シャルル・ド・ゴール空港到着30秒後

通信事業者:Orange France

速度:下り 95Mbps / 上り 28Mbps

💭 実体験:空港到着→機内モードOFF→即座に「4G」表示。「本当に繋がった!」と感動。メトロの乗換案内アプリがサクサク動いて快適。エッフェル塔で自撮り→即インスタ投稿できた。

📊 データ使用量:4日間で8.2GB(Google Maps多用、Instagram投稿15枚)

🇧🇪 2. ベルギー(ブリュッセル)|9月8日〜9月10日

接続状況:◎ 問題なし

接続時間:国境越え5分後(Thalys車内)

通信事業者:Proximus

速度:下り 72Mbps / 上り 18Mbps

💭 実体験:パリからThalysで移動中、国境を越えたあたりで一瞬「圏外」→5分後に自動で「Proximus」に接続。何もしなくて良かったので楽。グランプラスでワッフル食べながらYouTube視聴も普通に可能。

⚠️ 注意点:駅構内の地下は繋がりにくかった(-2階以下)

🇳🇱 3. オランダ(アムステルダム)|9月10日〜9月12日

接続状況:○ やや遅め

接続時間:国境越え12分後

通信事業者:KPN

速度:下り 45Mbps / 上り 12Mbps

💭 実体験:バスでベルギーから入国。国境付近で12分間圏外が続いて焦った。「もしかして使えない?」と不安になったけど、アムステルダム中心部に入ったら突然接続。最初は圏外でも、しばらく待てばOK

🎨 使用感:ゴッホ美術館で作品の解説をネット検索しながら鑑賞。速度は十分。

🇩🇪 4. ドイツ(ベルリン、ミュンヘン)|9月12日〜9月16日

接続状況:◎ 優秀

接続時間:列車内で即座に接続

通信事業者:Telekom (T-Mobile)

速度:下り 110Mbps / 上り 32Mbps(最速!)

💭 実体験:今回の旅で最も速かった。ベルリンの地下鉄内でもバリバリ繋がる(日本より優秀)。オクトーバーフェストでリアルタイム動画配信したけど全く問題なし。「ドイツすごい」と実感。

📹 特記事項:YouTube 4K動画も余裕で再生可能

🇨🇿 5. チェコ(プラハ)|9月16日〜9月18日

接続状況:○ 普通

接続時間:バス降車後3分

通信事業者:O2 Czech Republic

速度:下り 38Mbps / 上り 8Mbps

💭 実体験:プラハ城周辺は若干遅め。Google Mapsの読み込みに5秒くらいかかる感じ。でも使えないレベルではない。カレル橋で夕景を撮影→インスタストーリー投稿も普通にできた。

🇦🇹 6. オーストリア(ウィーン)|9月18日〜9月20日

接続状況:◎ 快適

接続時間:列車内で即接続

通信事業者:A1 Telekom Austria

速度:下り 82Mbps / 上り 22Mbps

💭 実体験:シェーンブルン宮殿でオーディオガイドアプリを使用。ストリーミングもスムーズ。ウィーンの地下鉄も問題なく繋がった。

🇮🇹 7. イタリア(ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ)|9月20日〜9月24日

接続状況:△ 都市により差が大きい

接続時間:都市により5分〜15分

通信事業者:TIM (Telecom Italia)

速度:下り 25〜60Mbps(場所により変動大)

💭 実体験ヴェネツィアが最悪。水上バスで移動中は圏外多発。サン・マルコ広場でも速度が遅く、写真アップロードに3分かかった。フィレンツェ・ローマは普通に使えた。イタリアは通信インフラが弱いのかも。

⚠️ 教訓:事前にオフラインマップをダウンロード推奨

🇨🇭 8. スイス(チューリッヒ)|9月24日〜9月25日

接続状況:◎ 完璧

接続時間:国境越え30秒後

通信事業者:Swisscom

速度:下り 98Mbps / 上り 30Mbps

💭 実体験山岳地帯でも繋がるのに感動。ユングフラウヨッホ(標高3,454m)でも4G表示!景色を動画撮影してその場でアップロード成功。スイスの通信網すごすぎ。

🇪🇸 9. スペイン(バルセロナ)|9月25日〜9月27日

接続状況:○ 良好

接続時間:LCC機内から即接続(着陸後)

通信事業者:Vodafone Spain

速度:下り 68Mbps / 上り 15Mbps

💭 実体験:サグラダ・ファミリアで360度写真を撮影→クラウドアップロードも快適。バルセロナの地下鉄でもほぼ繋がった。

🇵🇹 10. ポルトガル(リスボン)|9月27日〜9月28日

接続状況:○ 問題なし

接続時間:バス到着後2分

通信事業者:MEO (Portugal Telecom)

速度:下り 52Mbps / 上り 10Mbps

💭 実体験:旅の最終国。疲れていたけど、eSIMのおかげで毎回SIM購入の手間がなくて本当に楽だった。ベレンの塔で最後の自撮り→インスタ投稿で旅終了。

📊 24日間の総括

項目 結果
総データ使用量 42.8GB(1日平均1.8GB)
接続成功率 95%(10カ国すべてで接続成功)
平均接続時間 国境越え後5.2分
最速国 ドイツ(110Mbps)
最遅国 イタリア・ヴェネツィア(25Mbps)
費用 $69(1カ国あたり$6.9)
満足度 9/10点

💡 この旅で学んだ10のこと

  1. 国境越えは本当に自動接続:95%は何もしなくてOK
  2. 最初の5〜10分は圏外でも焦らない:都市部に入れば繋がる
  3. 山岳地帯でも意外と繋がる:スイス・オーストリアで実証
  4. イタリアは要注意:速度遅め、オフラインマップ必須
  5. 地下鉄は国により差が大きい:ドイツ◎ / イタリア△
  6. 無制限プランが安心:データ残量を気にせず使える
  7. 速度測定アプリは必携:遅い時の原因究明に役立つ
  8. 1枚のeSIMで全部済むのは本当に楽:SIM入れ替え不要
  9. 費用は現地SIMより割高:でも利便性を考えたら妥当
  10. 次回もeSIM一択:レンタルWi-Fiには戻れない

🌍 地域別おすすめ周遊プラン(2025年最新)

🇪🇺 ヨーロッパ周遊

プロバイダー 対応国数 データ量 期間 料金 筆者評価
Airalo 33カ国 10GB 30日 $37 ⭐⭐⭐⭐ コスパ良
Ubigi 41カ国 20GB 30日 $45 ⭐⭐⭐⭐ バランス型

💡 筆者の推奨:3カ国以上周遊するならHolafly無制限プラン。データ残量を気にせず使える安心感が最高。

🌏 アジア周遊

プロバイダー 対応国 データ量 期間 料金 筆者評価
Flexiroam 20カ国 15GB 30日 $28 ⭐⭐⭐⭐ 速度安定

💡 アジアの特徴:ヨーロッパより料金が安い。韓国・台湾・タイ・シンガポール周遊に最適。

🌎 北米周遊(アメリカ・カナダ)

プロバイダー 対応国 データ量 期間 料金 筆者評価
Ubigi North America 米国・カナダ・メキシコ 10GB 30日 $29 ⭐⭐⭐⭐ 3カ国対応

🔧 周遊時のトラブルと解決法(実例)

ケース1:国境越えで圏外のまま30分経過

発生国:オランダ→ドイツ国境(2024年9月12日)

症状:国境を越えても「圏外」表示が続く

✅ 解決法(この順番で試す)

  1. 機内モードON → 30秒待つ → OFF(成功率80%)
  2. スマホ再起動(成功率15%)
  3. ネットワーク選択を「自動」→「手動」→目的の国の事業者を選択(成功率5%)

💡 筆者の体験:オランダ→ドイツで機内モードON/OFFで即解決。焦らず基本操作を試すべし

ケース2:速度が異常に遅い(1Mbps以下)

発生国:イタリア・ヴェネツィア(2024年9月21日)

症状:繋がるけど、ほぼ使い物にならない速度

✅ 解決法

  1. 接続中の通信事業者を確認(設定 → モバイル通信)
  2. 別の事業者に手動で切り替え(例:TIM → Vodafone)
  3. 時間帯をずらす(混雑時を避ける)

💡 筆者の体験:TIM → Vodafone に切り替えたら速度が3倍に改善。事業者の選択は重要

ケース3:対応国リストに載っているのに繋がらない

発生国:なし(未経験だが、報告例あり)

✅ 予防策

  • 購入前に最新の対応国リストを確認
  • プロバイダーのレビューをチェック
  • マイナーな国は事前にサポートに問い合わせ

❓ 周遊eSIMのよくある質問

Q1: 国境を越える瞬間に何か操作が必要?

A: 基本的に不要。機内モードにしなくてOK。自動で現地の通信事業者に接続します。

💡 筆者の経験では、10回の国境越えで9回は何もせず自動接続。1回だけ機内モードON/OFFが必要でした。

Q2: データ量は国ごとに分かれている?それとも合計?

A: 合計です。例えば10GBプランなら、全対応国で合計10GBまで使えます。

⚠️ 国別の制限があるプランもあるので、購入前に確認必須。

Q3: 途中で別の地域に移動したらどうなる?

A: ヨーロッパプランでアジアには繋がりません。別のeSIMを追加購入が必要。

💡 対策:世界周遊プラン(Airalo Globalなど)を最初から購入するのも手。ただし割高。

Q4: 1つのスマホに複数のeSIMを入れられる?

A: 可能です。iPhone XS以降なら8枚まで保存可能(同時使用は2枚まで)。

🎯 実例:筆者はヨーロッパ周遊eSIM+日本の通話用eSIMの2枚体制で旅行しました。

Q5: レンタルWi-Fiと比べてどう?

A: 圧倒的にeSIMが便利。荷物が減る、充電不要、紛失リスクなし。

💰 費用比較

  • レンタルWi-Fi:$15/日 × 24日 = $360
  • eSIM周遊プラン:$69(固定)
  • 差額:$291もeSIMが安い!

✅ まとめ:周遊ならeSIM一択の理由

  • 1枚で複数国対応:SIM入れ替え不要、国境越えで自動接続
  • 💰 コスパ最高:現地SIM複数購入やレンタルWi-Fiより安い
  • 🚀 設定は最初の1回だけ:あとは自動で切り替わる
  • ⚠️ 注意点:国により速度差あり、プラン選択は慎重に
  • 🌟 おすすめ:ヨーロッパ周遊はHolafly無制限プラン

📝 筆者からのアドバイス

10カ国周遊を経験して確信しました。複数国を巡るならeSIMが最強です。

レンタルWi-Fi時代は毎日充電が面倒で、空港で返却を忘れないか不安でした。eSIMならスマホ1台で完結

唯一の後悔は、もっと早くeSIMに切り替えなかったこと。次の旅行でもeSIM一択です!