Airalo(エアラロ)領収書で経費精算する完全ガイド【2026年】届かない時の対処・申請書の書き方・インボイス番号なしの申請まで
最終更新日:2026年5月21日|Airalo使用回数:31回・19カ国|経費精算通過実績:31回全件承認
✅ Airalo領収書で経費精算する手順(結論)
- 領収書PDFは購入後2〜5分でメール(noreply@airalo.com)に届く
- 届かない場合はアプリ「Order History → Resend Receipt」で再送
- 経費申請書の税区分は「不課税(対象外)」を選択
- 備考欄に「海外事業者・適格請求書非対応」と一文追記
- PDFは電子のまま保存(紙印刷は電子帳簿保存法に反する)
この記事ではこの5ステップを、実際のトラブル体験を交えて詳しく解説します。
💼 筆者の実体験:台北出張でAiraloを初めて経費精算した話(2024年2月)
2024年2月、台湾・台北への3泊4日の出張でAiraloを初めて業務利用しました。購入したのは「Taiwan 3GB / 7日プラン」、金額はUS$5.00(当時レート約745円)。会社のクレジットカードで支払いました。
購入から約2分後、「Your Airalo Order Receipt - Order #ARL-24020XXXXX」という件名のメールが届きました。PDF(47KB・1ページ)が添付されていて、注文番号・購入日・プラン名・支払い金額・カード下4桁がきれいに記載されていました。「思っていたより本格的な書類だな」というのが率直な感想でした。
最初の経費精算で差し戻された理由
帰国後、PDFをそのまま社内システムにアップロードして提出したところ、経理部から翌朝メッセージが来ました:
「このPDF、T番号(適格請求書登録番号)が見当たりません。インボイス対応の書類ではないのですか?」
正直、最初は「なんのことだろう」と焦りました。でも調べてわかったのは、経理担当者がAiraloを国内事業者だと思っていたこと。実際はオランダのAiralo B.V.という海外法人なので、日本のインボイス登録番号(T〇〇〇)は発行できないんです。
私はその日のうちに、備考欄に以下の一文を追記して再提出しました:
「Airalo B.V.(オランダ登記・海外eSIM事業者)からの購入のため、消費税法上の不課税取引に該当します。適格請求書登録番号は発行されません。添付PDFが発行元からの正式な領収書です。」
翌営業日に承認完了。それ以来、この一文をテンプレートにして毎回コピペしています。その後30回の精算は全件一発承認でした。
Airalo領収書が届く仕組みと確認場所
Airaloは購入完了後、自動的に領収書をメールで送付します。この仕組みを理解しておくと、届かない時に焦らずに済みます。
📧 領収書メールの詳細
件名: Your Airalo Order Receipt - Order #ARL-XXXXXXXX
到着時間: 購入後2〜5分(最大でも10分以内がほとんど)
添付ファイル: airalo-receipt-ARL-XXXXXXXX.pdf(約47KB・1ページ)
📄 PDFに記載されている情報
| 英語項目名 | 日本語の意味 | 内容例 |
|---|---|---|
| Order Number | 注文番号 | ARL-XXXXXXXX |
| Date | 購入日 | February 20, 2026 |
| Item / Description | プラン名・サービス内容 | Taiwan - Chunghwa - 3GB - 7 Days |
| Total Paid | 支払い合計 | US$5.00 |
| Payment Method | 支払い方法 | Visa ending in **** |
| Sold by / Issued by | 発行者 | Airalo B.V., Amsterdam, Netherlands |
⚠️ 注意:日本の適格請求書登録番号(T〇〇〇〇)は記載されません。これはAiraloがオランダ法人であり、日本の消費税課税事業者として登録されていないためです。経費精算は問題なくできます(詳しくはインボイス番号がない場合の対応を参照)。
Airalo領収書が届かない場合の対処法(順番どおりに試す)
領収書が届かない場合は、焦らず以下の手順を順番に試してください。筆者も2回ほど「届かない」状況を経験しましたが、いずれも手順1か2で解決しました。
Airalo領収書を使った経費精算書の正しい書き方(記入例・テンプレート付き)
Airalo領収書を受け取ったら、社内の経費精算システムに以下の形式で入力します。
| 項目 | 記入例(台北出張・3泊4日) | 補足・注意点 |
|---|---|---|
| 費目 | 通信費(または旅費交通費) | 社内規程に従って選択 |
| 取引日 | 2026年2月20日 | 利用日ではなく購入日(PDFの「Date」欄) |
| 取引先 | Airalo B.V. | 「オランダ・海外eSIM事業者」と補足するとスムーズ |
| 内容・摘要 | 台北出張(2/20〜2/23)用 海外eSIMデータ通信費 | 出張名・期間・用途を書くと差し戻されにくい |
| 金額(外貨) | US$5.00 | PDFの「Total Paid」欄をそのまま転記 |
| 金額(円) | ¥745(カード明細の円換算額) | クレカ明細の実際の請求額が最も説得力がある |
| 税区分 | 不課税(対象外) | 海外eSIMは国内消費税の課税対象外 |
| インボイス番号 | なし(海外事業者・適格請求書非対応) | Airaloはオランダ法人のため登録番号なし |
| 添付書類 | ① Airalo発行PDF領収書 ② クレカ明細(任意・補強用) | ①だけで通る会社がほとんど。②は念のため |
| 備考 | Airalo B.V.(オランダ登記・海外eSIM事業者)からの購入のため、消費税法上の不課税取引に該当します。適格請求書登録番号は発行されません。 | |
💡 筆者の鉄板セット(31回全件通った方法)
- Airalo発行PDF領収書(購入後自動送付・必須)
- 備考欄の一文:「海外事業者・不課税取引・適格請求書非対応」(必須)
- クレジットカード明細の該当行(任意だが心配な場合)
⚖️「インボイス番号がない」と経理に言われた時の対応
なぜAiraloにはインボイス番号(T〇〇〇)がないのか
AiraloはオランダのAiralo B.V.が運営する企業です。日本の消費税法における課税事業者として登録されていないため、日本のインボイス制度が求める「T+13桁の適格請求書登録番号」を発行することができません。
これは制度上の問題であり、Airaloのサービス品質とは無関係です。同様に、Holafly・Ubigi・Nomad等の海外eSIMプロバイダーはすべてインボイス登録番号を発行できません。
経理担当者向けテンプレート(コピペ可)
以下をそのまま備考欄・コメント欄・メール本文にコピーして使ってください:
※ 税務処理の詳細は社内の経理規程または担当税理士に確認してください。
会社員の場合:実質的な影響はほぼなし
- 一般的な会社員の経費精算:仕入税額控除は会社の問題。従業員は経費規程に従って領収書を提出すればOK。
- 少額特例(〜2029年9月末):1万円未満の取引はインボイス不要で帳簿記載だけで控除可。Airaloは通常US$3〜10程度なのでほぼ全件対象。
- 簡易課税制度選択中の事業者:仕入税額控除を個別計算しないため、インボイスの有無は関係なし。
Airalo領収書の外貨建て金額を円に換算する方法
AiraloはUS$(米ドル)建てで請求されるため、経費精算時に円換算が必要です。以下の3つの方法から選択できます。
| 換算方法 | メリット | デメリット | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ①クレカ明細の円換算額 | 実際の支払い額で説明がシンプル | 明細が出るまで数日かかる | ⭐⭐⭐(最もおすすめ) |
| ②購入日のTTMレート | 客観的な公示レートで説明しやすい | カード手数料分との乖離がある | ⭐⭐(会社規程がある場合) |
| ③社内換算レート | 社内で統一されていて処理が楽 | レートが決まっている会社のみ | ⭐⭐(規程がある場合に従う) |
Airalo領収書PDFの電子帳簿保存法(電帳法)への対応【2024年義務化対応】
2024年1月から、メール添付のPDF領収書など「電子取引データ」は電子のまま保存することが義務化されました。Airaloの領収書PDFはすべてこれに該当します。
❌ やってはいけないこと(法令違反になる)
- PDFを印刷して紙だけ保管し、PDFを削除する
- スマホでスクリーンショットを撮ってPDF原本を消す
- ファイル名がランダムで、日付・金額・取引先で検索できない状態にする
✅ 正しい保存方法
- 届いたメールのPDFをダウンロード(または受信メールごと保存)
- ファイル名を「YYYYMMDD_Airalo_USD5.00.pdf」のように規則化
- クラウドストレージ(GoogleドライブやDropbox等)の専用フォルダに格納
- 日付・金額・取引先で検索できる状態を維持(7年間保存)
Airalo領収書・経費精算のよくある質問
📝 まとめ:Airalo領収書で経費精算する5つのポイント
- 領収書は購入後2〜5分でメール自動送付。届かない場合はまず迷惑メールを確認
- 経費申請書の税区分は「不課税(対象外)」、インボイス番号欄は「なし(海外事業者)」
- 備考欄に「海外事業者・不課税取引・適格請求書非対応」と記載すれば差し戻しなし
- 金額の円換算はクレカ明細の実際の請求額が最も説得力がある
- PDF領収書は電子のまま保存(電子帳簿保存法対応・7年間)