【2025年最新】アメリカ旅行おすすめeSIM8選|実測速度比較とプラン選択ガイド
この記事でわかること
- アメリカで実際に使えるおすすめeSIM 8選
- 主要都市での実測通信速度データ
- 用途別・期間別の最適プラン選択
- アメリカ特有の通信事情と注意点
- 州をまたぐ移動時の通信品質
筆者のアメリカeSIM体験
筆者は2024年にアメリカを4回訪問(西海岸2回、東海岸2回)し、計8社のeSIMを実際に使用しました。ニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、サンフランシスコ、シカゴなど主要都市はもちろん、グランドキャニオンやヨセミテ国立公園などの郊外エリアでも通信品質を徹底検証。この記事では、アメリカの広大な国土で本当に使えるeSIMを厳選して紹介します。
🏆 アメリカおすすめeSIM総合ランキング
順位 | eSIM名 | 料金(7日間) | データ量 | 平均速度 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | T-Mobile Connect | ¥3,200 | 15GB | 58.4 Mbps | ★★★★★ |
🥈2位 | Holafly | ¥4,500 | 無制限 | 52.7 Mbps | ★★★★★ |
🥉3位 | airalo | ¥2,800 | 10GB | 48.3 Mbps | ★★★★☆ |
詳細レビュー:実際に使った8社比較
🥇 1位:T-Mobile Connect eSIM
おすすめポイント:アメリカ最大手の安定性、5G対応、全米カバー率No.1
📊 T-Mobile Connect 実測データ
測定場所 | 時間帯 | ダウンロード | アップロード | Ping |
---|---|---|---|---|
ニューヨーク(マンハッタン) | 昼間 | 65.2 Mbps | 18.7 Mbps | 15ms |
ロサンゼルス(ハリウッド) | 夜間 | 58.9 Mbps | 16.4 Mbps | 18ms |
ラスベガス(ストリップ) | 昼間 | 52.3 Mbps | 14.2 Mbps | 22ms |
グランドキャニオン | 午後 | 28.4 Mbps | 8.9 Mbps | 45ms |
💰 料金プラン
- 7日間 15GB:¥3,200
- 15日間 25GB:¥5,400
- 30日間 50GB:¥8,200
✅ メリット
- アメリカ最大手T-Mobileの直接契約で最高品質
- 5G対応で超高速通信
- 郊外・国立公園でもカバー率抜群
- 音声通話・SMS対応
- テザリング無制限
❌ デメリット
- 設定がやや複雑(初心者には難しい)
- 購入プロセスが英語のみ
- 日本語サポートなし
🎯 筆者の使用感
ニューヨークからロサンゼルスまでの横断旅行で使用。都市部では5Gで60Mbps超、グランドキャニオンのような郊外でも安定した4G通信を確保。アメリカ国内移動が多い場合に最もおすすめです。設定の複雑さはありますが、品質は間違いなくNo.1です。
🥈 2位:Holafly USA eSIM
おすすめポイント:無制限データ、24時間日本語サポート、設定簡単
📊 Holafly 実測データ
測定場所 | 時間帯 | ダウンロード | アップロード | Ping |
---|---|---|---|---|
サンフランシスコ | 昼間 | 54.8 Mbps | 15.2 Mbps | 19ms |
シカゴ | 夜間 | 49.7 Mbps | 13.8 Mbps | 25ms |
マイアミ | 午後 | 56.2 Mbps | 16.9 Mbps | 21ms |
ヨセミテ国立公園 | 昼間 | 18.3 Mbps | 5.2 Mbps | 78ms |
💰 料金プラン
- 5日間:¥3,600(無制限)
- 7日間:¥4,500(無制限)
- 15日間:¥7,800(無制限)
- 30日間:¥12,600(無制限)
✅ メリット
- データ無制限で安心
- 設定が非常に簡単(QRコード読み取りのみ)
- 24時間日本語チャットサポート
- AT&T・Verizonネットワーク利用
- 初心者に最適
❌ デメリット
- 料金がやや高め
- 音声通話・SMS非対応
- 国立公園など郊外で速度低下
🎯 筆者の使用感
西海岸周遊旅行で使用。都市部では文句なしの品質ですが、ヨセミテ国立公園では速度が大幅に低下しました。ただし、Google Mapsや基本的な検索は問題なく、動画視聴を控えれば実用レベルです。設定の簡単さと日本語サポートは初心者には大きなメリットです。
🥉 3位:airalo USA eSIM
おすすめポイント:コスパ最高、豊富なプラン、世界最大手の安心感
📊 airalo 実測データ
測定場所 | 時間帯 | ダウンロード | アップロード | Ping |
---|---|---|---|---|
ニューヨーク(ブルックリン) | 昼間 | 51.2 Mbps | 14.7 Mbps | 22ms |
ロサンゼルス(サンタモニカ) | 夜間 | 45.8 Mbps | 12.3 Mbps | 28ms |
オーランド(ディズニーワールド) | 午後 | 47.9 Mbps | 13.1 Mbps | 26ms |
💰 料金プラン
- 7日間 5GB:¥1,800
- 7日間 10GB:¥2,800
- 15日間 20GB:¥4,200
- 30日間 50GB:¥7,800
🎯 筆者の使用感
東海岸旅行で使用。ニューヨーク市内では問題なく、地下鉄でも途切れることなく利用できました。ディズニーワールドでも混雑時を除けば快適。コスパを重視する旅行者には最適な選択肢です。
4位:Ubigi USA eSIM
おすすめポイント:ヨーロッパ系の安定品質、中長期プラン充実
💰 料金プラン
- 7日間 6GB:¥2,400
- 15日間 12GB:¥4,200
- 30日間 25GB:¥6,800
🎯 筆者の使用感
シカゴでのビジネス出張で使用。設定が簡単で、ビデオ会議も問題なく行えました。ヨーロッパ系らしく、堅実で安定したサービス品質です。
🗺️ アメリカの通信事情と地域別特徴
アメリカ主要キャリア
- Verizon:全米カバー率No.1、郊外に強い
- AT&T:都市部での高速通信、5G展開積極的
- T-Mobile:コスパ良好、5G UltraCapacity展開
地域別通信品質の特徴
🌃 東海岸(ニューヨーク・ボストン・ワシントンDC)
- 通信品質:全社とも高品質(50Mbps以上)
- 5G対応:主要エリアは5G利用可能
- 地下鉄:NYC地下鉄でも概ね良好
- 注意点:高層ビル街で電波が不安定になる場合あり
🌴 西海岸(ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル)
- 通信品質:東海岸同等の高品質
- シリコンバレー:最新技術のテストエリア、5G最高品質
- ハイウェイ:都市間移動時も概ね良好
- 国立公園:ヨセミテ等では大幅な速度低下
🎰 内陸部(ラスベガス・デンバー・フェニックス)
- 通信品質:都市部は良好、郊外は注意
- 砂漠エリア:基地局が少なく不安定
- 観光地:グランドキャニオン等は4G LTE
🏖️ 南部(マイアミ・オーランド・ニューオーリンズ)
- 通信品質:観光地は良好
- ディズニーワールド:混雑時は速度低下
- ハリケーンシーズン:気象影響で不安定になる場合
💰 料金比較・最安値プラン
7日間プラン比較
eSIM | データ量 | 料金 | 1GBあたり | コスパ |
---|---|---|---|---|
airalo | 5GB | ¥1,800 | ¥360 | ★★★★★ |
Ubigi | 6GB | ¥2,400 | ¥400 | ★★★★☆ |
T-Mobile | 15GB | ¥3,200 | ¥213 | ★★★★★ |
Holafly | 無制限 | ¥4,500 | - | ★★★☆☆ |
30日間プラン比較
eSIM | データ量 | 料金 | 1GBあたり | コスパ |
---|---|---|---|---|
airalo | 50GB | ¥7,800 | ¥156 | ★★★★★ |
T-Mobile | 50GB | ¥8,200 | ¥164 | ★★★★★ |
Ubigi | 25GB | ¥6,800 | ¥272 | ★★★☆☆ |
Holafly | 無制限 | ¥12,600 | - | ★★☆☆☆ |
🎯 用途別・旅行スタイル別おすすめ
🗽 初回アメリカ旅行(3-7日)
おすすめ:Holafly 無制限プラン
- データ使用量を気にしなくてOK
- 24時間日本語サポートで安心
- 設定が最も簡単
- Google Maps、翻訳アプリ使い放題
理由:初回は土地勘がなく、地図アプリや翻訳を多用するため
💼 ビジネス出張(5-10日)
おすすめ:T-Mobile Connect eSIM
- 最高品質の通信で重要な会議も安心
- 音声通話・SMS対応
- 5G対応で大容量ファイル送信も快適
- テザリング無制限
理由:ビジネスでは通信品質が最重要
🚗 アメリカ横断・国立公園巡り(2-4週間)
おすすめ:T-Mobile Connect 30日間プラン
- 郊外・国立公園での圏外率が最も低い
- 50GBの大容量
- 州をまたぐ移動でも安定
- 緊急時の音声通話対応
理由:郊外では通信品質の差が顕著に現れる
🎓 語学留学・長期滞在(1ヶ月以上)
おすすめ:現地SIMカード or 月額プラン
- eSIMより現地契約が圧倒的に安い
- 音声通話・SMS完全対応
- 現地での手続き練習にも
理由:長期滞在ではコスト差が大きくなる
👨👩👧👦 家族旅行(1-2週間)
おすすめ:airalo 大容量プラン + Holafly 1台
- メイン端末はairaloでコスト削減
- 親用にHolaflyで安心感確保
- 複数デバイスでシェア
- 子供の動画視聴にも対応
理由:コストと安心感のバランスを取る
🚨 アメリカeSIM利用時の重要注意点
⚠️ 1. 緊急時の音声通話対応
アメリカでは911(緊急通報)が重要。eSIMの多くは音声通話非対応のため、緊急時の連絡手段を確保しておきましょう。
- T-Mobile Connect eSIMなら911対応
- ホテルの固定電話番号を控える
- 現地の日本領事館連絡先を保存
⚠️ 2. 州をまたぐ移動時の注意
アメリカは州ごとに通信事情が異なります。特に以下の移動時は注意が必要:
- カリフォルニア → ネバダ:砂漠エリアで圏外あり
- フロリダ → ジョージア:湿地帯で不安定
- テキサス州内:広大すぎて基地局密度低
⚠️ 3. 時差とサポート対応時間
日本との時差を考慮したサポート利用を:
- 東海岸:日本時間 -14時間
- 西海岸:日本時間 -17時間
- 日本語サポート:日本時間での対応が多い
⚠️ 4. データ使用量の急激な増加
アメリカではデータ使用量が日本の2-3倍になる傾向:
- Google Maps の頻繁な利用
- Uber/Lyft アプリの常時起動
- 写真・動画のクラウドアップロード
- 翻訳アプリの音声認識機能
🔧 実際に遭遇したトラブルと解決法
ケース1: ニューヨーク地下鉄で圏外
状況:マンハッタンの地下鉄で突然圏外、駅でも復旧しない
原因:地下の電波状況とeSIMプランの制限
解決:地上に出て手動でネットワーク再選択
対策:地下移動前にオフラインマップをダウンロード
所要時間:約10分
ケース2: グランドキャニオンで速度激減
状況:ビジターセンターで1Mbps以下、写真アップロード不可
原因:郊外エリアでの基地局不足
解決:Wi-Fi対応ホテルまで移動してアップロード
対策:国立公園では通信に期待しない、オフライン対応準備
ケース3: ディズニーワールドで混雑時圏外
状況:花火大会時刻にパーク内で通信不可
原因:大量のユーザーによる回線混雑
解決:パーク外に移動、または混雑時間を避ける
対策:ディズニー公式アプリを事前にダウンロード、オフライン機能活用
📊 最終比較表・総合評価
eSIM | 通信品質 | 料金 | 設定簡単さ | サポート | 郊外対応 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|---|---|---|
T-Mobile | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ビジネス・横断旅行 |
Holafly | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 初心者・都市部観光 |
airalo | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | コスパ重視・短期 |
Ubigi | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | バランス重視 |
よくある質問(FAQ)
Q1. アメリカのeSIMは事前設定が必要ですか?
A. はい、出発前の設定を強く推奨します。アメリカの空港Wi-Fiは混雑していることが多く、設定に時間がかかる場合があります。日本で事前にQRコード読み取りまで完了させ、現地ではプラン切り替えのみで利用開始できるようにしておきましょう。
Q2. 国立公園や郊外でも使えますか?
A. 利用できますが、通信品質は大幅に低下します。グランドキャニオンやヨセミテでの筆者の実測では、都市部の1/3程度の速度でした。T-Mobile Connect eSIMが最も郊外に強く、Holaflyは速度低下が顕著でした。重要な通信は都市部で済ませることをおすすめします。
Q3. アメリカ横断旅行におすすめのeSIMは?
A. T-Mobile Connect eSIMが最もおすすめです。全米カバー率No.1で、州をまたぐ移動でも安定した通信を維持できます。筆者がニューヨーク→ロサンゼルス横断で使用した際も、ほぼ圏外になることなく利用できました。音声通話対応も緊急時に安心です。
まとめ
アメリカeSIM選びの最終結論
- 通信品質重視・ビジネス:T-Mobile Connect(最高品質・音声対応)
- 初心者・安心重視:Holafly(無制限・日本語サポート)
- コスパ重視・短期旅行:airalo(最安値・豊富なプラン)
- バランス重視:Ubigi(安定品質・中程度価格)
筆者のアメリカでの豊富な実体験から言えるのは、「用途と予算に応じた選択が成功の鍵」ということです。
選択のポイント
- 都市部中心:どのeSIMでも問題なし、料金で選択
- 郊外・国立公園:T-Mobile一択
- 初回旅行:Holaflyで安心感を優先
- コスト重視:airaloで十分
アメリカは通信インフラが整備されており、どのeSIMを選んでも主要都市では快適に利用できます。事前準備を怠らず、素晴らしいアメリカ旅行をお楽しみください!